こちら虹色保育園です！ (ページ42)

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くるしいねページ42

濵田side

いつものように仕事をして、お昼休みにおにぎり片手にパソコンをカタカタ。

今日はこの13時までの書類をとにかくはよ終わらさなと思ってながら仕事。ほんまは良くないねんけどな。

すると、内線から『濵田さん保育園からお電話です！』っていう電話が。

これは嫌な予感…

…

…

はい。予想は的中でともの発熱。大毅くんもやって笑

とりあえず13時までの書類を終わらせて早上がり。

保育園に着くと、いつもとは全く違う様子のぐったりな大毅くん。そしてうちの息子。

ぐったりなともを照史先生から受け取って、車に乗せる。

「とも〜？このまま病院行こうか」

「びょーぃん…ややっ…」

「ん〜、どうしようかなぁ〜」

「はっ、ぱぱっ、げぇ」

嘔吐の訴えに、手に持ってたビニール袋を出す。

ダバダバと胃の中の物が出てきてほんま可哀想になる。

ごめんな？とも。病院行きです。笑

そのまま寝てしまったともに、病院に行くことを言わへんままかかりつけの小児科へ

受け付けでガーグルベースを一応借りて、待合室に座る。

なかなか起きないとも。

そう思っていたら、パッと目を覚まし、うぅ…っと、うなり出した。

「とも？げぇしてええよ」

「んっｸｯ…げっ…ぇ」

病院ってことも気づかないくらい吐き続けてて、心配なる。

苦しそうなともの背中を摩っていると看護師さんに名前を呼ばれて、診察室へ。

診断は嘔吐下痢。

あまりにも嘔吐が酷いから点滴をしてから帰ることに。

ともは注射に泣いて、ぐったりして寝とる間に俺は一旦これから起こる戦争に向けて買い出し。

ともが好きなりんごジュースを買い込み、食材を3日分くらい買って自宅へ。

ベッドの周りに冷えピタ、体温計を準備。俺はもう今入らな入られへんやろと思って風呂まで入った。

病院へ戻るとまだ寝ているとも。

「点滴が終わったら帰ろな？はよ元気なってや…」

そう言ってそっとおでこを撫でた。

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周期性嘔吐症をリクエストしてくださった方へ

周期性嘔吐症を調べたところ、完治に数年かかるという事だったので設定的に厳しいかなと思い、嘔吐下痢にさせてもらいました。申し訳ございません。