こちら虹色保育園です！ (ページ25)

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照史side

大毅くんについて行くと、トイレで静かに涙を流すともくん

「あきと、とも！おねつ！」

「え？」

ともくんのおでこを触ると

「あつっ！」

「やろ？おねつやろ？」

ほんまや…

大毅くんに言われるまで気づかんかった…

てことは2時間くらい我慢しとったってこと？

「ともくんごめんな。ずっと気づかんで。よいしょっ、お熱計って、今日はぱぱにお迎え来てもらおうか」

「ﾌﾙﾌﾙ」

力なく涙を流しながら首を振るともくん

「ぱぱ、お仕事やもんな、大丈夫。ともくんのこと大好きやから嫌やなんて思わへんよ」

身体があついともくんを抱っこして、一旦お部屋へ

急いでサブの先生にちょっとの間お部屋見ててもらうようにお願いして、事務所に行くついでに2歳児のお部屋へ

大毅くんは心配で仕方ないのか目をうるうるさせながら着いてきた

「望先生〜」

「あ！照史先生！どうしました？」

「ともくん熱出て。今手空いてない？もして空いてたらちょっとそらお願いして貰えへんかなと思って。今上1人やし」

「ちょっと抜けられるか聞いてきます」

望先生が担任の先生に確認している間に俺は大毅くんの心配もせな

「大毅くん、望先生が２階行けるよ〜って言ったら一緒に上がる？」

「ともといる…」

ですよね笑

そうこうしてるうちに戻ってきた望先生

「なんか、もう1人の補助の先生が4時までの勤務に変更なったみたいで、もう今日は上でええよって言われました！あと、照史先生が保育に戻れてからでいいから、いまそらにはいってる先生下におろして欲しいらしいです！｣

「ありがとう！助かる。今似顔絵書いてるから、終わったらおもちゃ出して給食まで遊ぶ時間にしてて！」

望先生は急いで2階へ

俺らは急いで事務室へ