あとがき ページ26
.
ゆったり更新を続けていた「404 -Not Found-」遂に完結致しました
ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございます
「終わらせ方下手かよ」
とか
「最後まで意味わからなかった」
などのご意見もあると思いますが、ひとまず胸のうちに押し込んで、そのまま消し去ってください。
なにせこの小説は、作者のエゴが詰まったものなので。
作者が望み、作者が書いた、作者の世界です
覗き見ることはできれど、それ以上はできませんしさせません
そうは言っても、評価やお気に入り登録は純粋に嬉しく、モチベーションになりました
本当にありがとうございます
お話を更新する度に、コメント欄に「意味がわからない」等の書き込みをされるのではと内心ひやひやしていました
その結果、コメント欄をオープンにしたりクローズにしたり…万人向けではないからこそ、否定されることを恐れていました
さて、ここから先は小説の裏話的な何かに触れていこうと思います
・呼び方の変化
前半から中間に進むほど、黛さんはAのことを名前で呼んでいます。
しかし、第3章終盤からは名前で呼ぶことはほとんど無くなりました。
Aのことを"彼女"と称し、第4章では一切名前を口にしていません(きっと)
これは心境の変化ではなく、単にAのことを忘れかけているからです
反対にAは、ことあるごとに「黛さん」と呼びかけるようになります
まるで繋ぎ止めるように、自身の存在を示すように
・Aについて
作中にもあったとおり、彼女は他人の上に上書きされたプログラムです
物語前半の彼女は、どこか業務的で人間らしさを無くした状態を意識しました。
後半になるにつれ、人間らしい感情を手にし、思考するようになります
そして、よく笑うようになり、遂には「好き」という感情も獲得しました
・その他
Aは、黛灰の世界からは消えました。
彼女は物語の異分子であり、彼の物語にとって予期せぬバグです
黛灰が生きていくのなら、彼女の存在は消されなければいけませんでした
しかし、Aは天才です
あらがう権利も持っています
彼女は最後に、2434systemを使って他の世界へ自身のデータを飛ばしました
その結果、他のライバーが彼女を認識することができるようになりました。
最後になりますが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。
次回作でまたお会いしましょう
2021.6.26 エバ
500 -Internal Server Error-→←終章
198人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ