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新月(しんげつ)....月が見えない時期 ページ6

「、、、、え?」

「あなたのギターに惚れたんです!!!
私、歌は自信があるんですけど、ギターはあまり自信がなくて、毎日練習してるんですけどダメなところとかわからなくて、今日のミスユーはお客さんの表情が凄く良くて、拍手も初めて聞いたぐらい大きくて、、、」

「えっと、、」

「あ!わかってます!お仕事とかありますもんね!大丈夫です!月1でもいいんでどうかおねがいします!!」

また彼女は90度のお辞儀をした

「断ってもいいんですよ」

カウンターからマスターが出てきて彼女をお辞儀から直そうと肩に手をかけても、お辞儀は直らない

「いいですよ」

彼女の目は真っ直ぐと僕の目を見ていて、そのあまりの真剣さに僕が目を逸らしてしまいそうな
でも、彼女の真剣さに応えたい。

「、、、、本当ですか!!」

彼女はやっとお辞儀から直った

「じゃあ、、新月の日に練習しましょう」

「ありがとうございます!!」

彼女は泣きながら、僕に飛びついた

「うおっ、、」

彼女はとても力強く僕を抱き締めた

「あ、ごめんなさい つい、、嬉しくて」

「A、すぐ抱き着く癖やめろと言っただろ。 僕からも感謝させてください。ありがとうございます」

「いえ、僕は彼女のファンですから」



新月の日 午前4時


彼女のファンですから

低くて優しい声であの人が言った台詞が
頭の中でぐるぐると回っていて
今日一日中ぼっーとしてしまっている。

お昼に行った買出しだって間違った個数買ってきてしまって、月さんに叱られたしなぁ



にゃーん

ん?子猫の声が窓の外からする

私は様子を見に外に出る

カランコロンと音を立て外に出て、声のする方を見ると
ギターを背負い、ニット帽を被る男の人がしゃがみこんでいた

「拾いたいけど拾えないなぁ、ごめんなあ」

その優しくて高めの声はまさしくあの人だった

「先生!!!」

「ん?」

先生は黒い子猫を抱えながら立った

みゃーん

先生→←ミスユー



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作者名: | 作成日時:2016年11月4日 11時

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