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冤罪 ページ6

目暮「えー、何者かに暴行され大怪我を負っていたのが利国京介さん性別は男、年齢は三十四歳。」
容疑者と疑われている人物は三人で先ずは

__小島健一年齢はニ十五歳。利国の部下で男性

__次に岡名良子年齢は二十八歳前の席に座っていた女性で職業は記者

__そして最後の容疑者は

目暮「鬼頭燈火さん、年齢は十四歳で性別は男性それで...職業は?」

『はい。知り合いの会社でアルバイトしてます。』

まぁ、嘘はついていない。偶に手伝ったりするし

目暮「あの、つかぬ事を聞きますが燈火さんは本当に男性なんですか?」

『はい。男性です。』

こういうことはよくあった。顔立ちや声で女性だと間違われ男性だと言った時にはかなり驚かれたが

僕が男性だと言ったらかなり驚かれた。さっきのガキとその保護者も例外ではない。

其れにしてもかなり面倒事になった。男は電車の廊下の所で倒れており、意識不明の重体らしい

第一発見者は小島さんらしい。

警察も言った通り全身には痛々しいほどのあざが出来ており、いつ死ぬか分からないらしい。

毛利「この殺人未遂事件は相当恨みを持った犯人が持った行動なのでしょう。そうですね例えば鬼頭さん!」

『...?はい、なんでしょうか。』

嫌な予感がするぞ…

毛利「貴方は先程意識不明になった利国さんにいちゃもんつけられていたそれに加え暴行までされそうになりましたね。」

毛利さんが言うにこういうことらしい

僕がトイレに行った時に利国さんにまた会い、文句を言われたりなどをし彼を殺害しそうになった。

しかし、誰かが来そうになったので殴るのをやめ廊下に放置した

毛利「この殺人事件の犯人は...貴方です!鬼頭燈火さん!!」

『厭、違いますけど。』

毛利「あっれぇ!?」

其れは無い。あの男とは席の出来事以来会っていない。其れにあの男を殺すなんてめんどくさい。

『確かに僕が一番怪しいかも知れないがもうちょっと深く考えてみろ。』

しかし、これぐらいの事件の犯人を見つけるなんて簡単だろ

一目見ればわかる

下手な殺し方だ

まぁ、一番妥当なのは裏からの命令。とかもあり得そうだ。

そう思っていると警察から事件の真相が分かったと言われ、僕は警察の後ろを着いて行った。

犯人は矢張り部下の小島だった。怒られている僕を見て罪を擦り付けようとしたらしい。

動機は上司のパワハラらしい

どうせ、嘘だろう。

其れぐらいの理由で殺すなら訴えた方が何倍も速い

まぁ、知ったこっちゃないが

親友→←悲鳴



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作者名:ヒエンソウ | 作成日時:2024年3月3日 16時

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