【暗殺教室】毒舌少女は3-Eに行くことになりました part.２

５２時間目 ページ6

「イリーナ先生！


話って何ですか？」


窓から身を乗り出して先生に手を振る。


ビ「あぁ、Aが何か悩んでるみたいだったから…


周りを頼れって言おうと思ったのよ。


何かあったなら私も相談に乗るわ。


それと、この前護身術教えてあげるって言ったでしょ？


テスト終わったら教えてあげるわ」



「イリーナ先生…本当にありがとうございます！


今度甘いもの奢りますね」


イリーナ先生はス○バのコーヒーもね、と付け加えて行ってしまった。


「缶コーヒーじゃダメかな…」


私は、苦笑いしながら教室に戻る。


５０位より下なら退学、か。


「よーし、頑張りますか！」


イリーナ先生のお陰でテスト後の楽しみもできたし、


１位を取らなきゃ。


教室に戻ると大体皆が解き終わっていた。


磯「答え合わせしたいんだけど、華六さんコピーある？」


終わったらしい磯貝君が席を立って私の方に向かってきた。


「うん、持ってるから今配るね」


磯「いいよ、俺が配っとく」


流石学級委員、頼もしいな。


「じゃあ、ありがとう磯貝君」


磯「ああ、悠馬でいいよ。


渚とかも名前呼びだろ？」


「わかった、悠馬君も名前呼びでいいよ」


また、１人親しくなった気がするな。


二人で話していると前原君が行きなりやって来た。

前原「なに口説いてんだよ！

あ、俺も陽斗でいいから」


「うん、陽斗君もついでに答えプリントよろしくね」


前「ラジャーA。半分俺配るわ」


磯「どちらかって言ったらお前の方が口説きにきてんじゃねーか」


陽斗君が悠馬君に叩かれている。


「じゃあ、答えはよろしくね」


磯「おう」

５３時間目→←５１時間目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す