８１時間目 ページ42
「へ…？」
目を開けると同時に、
頬にキスされた…！？
「ゆ、悠馬君！？」
吃驚して悠馬君の顔を見ると…
磯「ッ…何で目開けんの///」
顔どころか耳まで真っ赤だった。
私もつられてだんだん顔に熱が集まってくる。
「え、ごめん…///」
悠馬君と、恥ずかしくて目を合わせられない…
磯「えーと…それじゃ、おやすみ///」
悠馬君は、そういい残し慌てて部屋に戻っていく。
「う、うん…おやすみ」
カルチャーショックで動けない私は悠馬君が見えなくなっても、
ただ悠馬君が去っていった方を見ていた。
「…今のは、夢？それとも幻覚？」
何かの間違い、だったりして…
まだ信じられないので、
キスされた頬に手をあてるとじんわりと熱が伝わってくる。
「熱い…
今、私の顔真っ赤だ…」
どう考えても、
さっきのは現実のようで。
「な、なんで…？」
首を傾げたその時、ふと手に違和感を感じた。
見てみると、空の飴の袋。
「なんだ…飴の袋か。
…ん？飴の袋なんて、持ってたっけ？」
その袋には、チェリーと大きくプリントされていた。
「あ、この飴の袋…！」
たぶん、悠馬君が目を瞑っている時に手に置いたんだろう。
「じゃあ、さっきのはこれに気付かないように…？
なんだ、そういうこと…」
勘違いするところだった…
ほっと息をついた私は、もう一度飴の袋を見た。
「『片想いのチェリー
(裏面)２つペアのチェリーのようにずっと
君と一緒にいたい』か」
確かに、これを読みあげるのは恥ずかしいよね。
正解を隠そうとした悠馬君の気持ち、わかるな…
明日、悠馬君に謝っておこう。
そういえば、気分が良くなってる。
…悠馬君のお陰かな。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
磯「前原…
俺、わりと大胆だった」
前「え、知ってるけど。
てか、何かあった？」
磯「聞かないでくれ…///」
前「？」
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ルキア - 最高です！落ち誰ですか？私的には渚がいいです！ (2015年4月4日 15時) (
レス) id: 265bcfd53b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2015年4月2日 23時) (レス) id: ab789e57d3 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - すごい面白いです！これからも、頑張ってください♪ (2015年4月2日 12時) (レス) id: 5dbeaffda3 (このIDを非表示/違反報告)
ミーナ(プロフ) - かんなさん» ｗｗｗ 夢主ちゃん悪乗りして「じいちゃん！渚はオレの嫁（え」とかいってそう・・・ｗ (2015年4月1日 18時) (レス) id: f680bd549c (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ミーナさん» 確かに、中村ちゃんならやりそう。とりあえず渚が可哀想… (2015年4月1日 17時) (レス) id: ab789e57d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんな | 作成日時：2015年3月23日 14時
