６６時間目 ページ20
渚side
どうしよう…！
Aちゃんは僕らを犠牲にしてまで残るとは絶対言わない。
このまま、僕は黙ってAちゃんが連れていかれるのを見てるなんて…
殺「渚君」
足元を見ると、液状化した殺せんせー。
と、Aちゃんのテスト？
殺「思い出してください。
…この賭けはフェアでしたか？」
渚「あっ！」
殺「そう、華六さんがA組に行く必要など無いのです。
…さぁ、反撃の時間です」
殺せんせーがニヤリと笑った。
渚「浅野君！」
浅「…君は退学を望むのかい？」
茅野「渚…！」
僕は首を横に振った。
渚「この賭けは無効だよ。
考えてみてよ、皆。
何で、Aちゃんが１位を取れなかったのか」
浅「どういう意味だ？」
皆も浅野君と一緒に首をかしげた。
赤「…なるほどね。
渚君、ちょっとAちゃんのテスト貸してよ」
一番最初に僕が言わんとすることがわかったのはカルマ君。
僕はカルマ君にテストを渡す。
皆が見守るなか、カルマ君はテストを眺めた。
赤「やっぱりね。
渚君の言う通り、賭けは無効だ。
Aちゃんの間違えたところは、テスト範囲じゃないからね」
浅「どういうことだ？」
赤「君は知らなかったかもしれないけど、
俺らE組はテスト範囲の変更を知らされてなかったんだよね」
渚「要はイカサマだよね？
だから、この賭けは無効。
つまり…」
烏「彼女がA組に行く必要はない」
烏間先生の言葉で皆の顔に笑みが浮かんだ。
ところが…
浅「…無効だって？それは違う」
浅野君は笑っていた。
僕は何を言われても反撃するつもりで身構えた。
が、
浅「僕の、負けだ」
予想外にも浅野君は負けを認めたのだった。
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ルキア - 最高です！落ち誰ですか？私的には渚がいいです！ (2015年4月4日 15時) (
レス) id: 265bcfd53b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2015年4月2日 23時) (レス) id: ab789e57d3 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - すごい面白いです！これからも、頑張ってください♪ (2015年4月2日 12時) (レス) id: 5dbeaffda3 (このIDを非表示/違反報告)
ミーナ(プロフ) - かんなさん» ｗｗｗ 夢主ちゃん悪乗りして「じいちゃん！渚はオレの嫁（え」とかいってそう・・・ｗ (2015年4月1日 18時) (レス) id: f680bd549c (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ミーナさん» 確かに、中村ちゃんならやりそう。とりあえず渚が可哀想… (2015年4月1日 17時) (レス) id: ab789e57d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんな | 作成日時：2015年3月23日 14時
