４８時間目 ページ2
「殺せんせー！」
私は旧校舎に着くなり教員室に飛び込んだ。
殺「にゅやッ！
華六さん、扉を開けるときは静かに！
あと、ノックしなきゃダメです！
お陰で先生がわざわざイタリアから買ってきたジェラートが！」
床を見ると美味しそうなジェラートが潰れている。
てかカルマ君に取られたジェラートだよね。
給料入ったから未練がましくまた買ってきたのか…
殺「先生はまだ一口も食べてないんです！
カルマ君といい、華六さんといい…」
「そんなのはどうでもいいんです！」
殺「どうでもよくないですよ？！」
「殺せんせー、私に勉強教えてください！
今回のテスト、１位を取りたいんです。
いえ、取らなきゃいけないんです！」
殺せんせーを正面から見つめる。
殺「…何があったかわかりませんが…
言ったからには必ずです！
今日から放課後はみっちり勉強です！」
「今回は、今回だけは…
１位じゃなきゃダメなんです！
今日からお願いします！」
殺せんせーは明るい朱色の顔に多きな丸を浮かべた。
「よろしくお願いします、殺せんせー」
その時、教員室の扉が開いた。
烏「おい、タコ。
…客だ」
殺「？」
烏間先生の後ろには…
理「初めまして。殺せんせー」
……理事長。
理「ん？それに華六さんじゃないか。
浅野君から聞いたよ。
この前のことは水に流そう。
次のテスト、１位を取れるように頑張りなさい！
浅野君はずいぶん君を気に入っていてね」
でもすれ違ったときに、
君ならA組でもやっていけるよ、と理事長に耳元でささやかれた。
殺せんせーの前だから大きな声で言えないだけで、
理事長も私が１位を取るなんて思ってないんだ。
「はい…頑張ります…」
殺「華六さんの知り合いですか？」
殺せんせーは理事長に会ったことないのかな？
ビ「この学校の理事長サマですってよ」
烏「俺たちの教師としての雇い主だ」
殺「にゅやッ！
こ、これはこれは、山の上まで！
それはそうと、私の給料もうちょいプラスになりませんかねぇ？」
なに下手にでてんだ。
呆れているとイリーナ先生が私に近づいてきて言った。
ビ「Aは教室に戻りなさい。
あと、放課後話があるから勉強の前にいらっしゃい」
「？失礼しました」
イリーナ先生に何かしたかな？
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ルキア - 最高です！落ち誰ですか？私的には渚がいいです！ (2015年4月4日 15時) (
レス) id: 265bcfd53b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2015年4月2日 23時) (レス) id: ab789e57d3 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - すごい面白いです！これからも、頑張ってください♪ (2015年4月2日 12時) (レス) id: 5dbeaffda3 (このIDを非表示/違反報告)
ミーナ(プロフ) - かんなさん» ｗｗｗ 夢主ちゃん悪乗りして「じいちゃん！渚はオレの嫁（え」とかいってそう・・・ｗ (2015年4月1日 18時) (レス) id: f680bd549c (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ミーナさん» 確かに、中村ちゃんならやりそう。とりあえず渚が可哀想… (2015年4月1日 17時) (レス) id: ab789e57d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんな | 作成日時：2015年3月23日 14時
