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第十一弾 眷族 ページ12

俺とアリアが、俺の部屋でAの事を話し終わったら、ベランダと部屋の境のガラスが、ガッシャーンという音とともに割れた。
俺とアリアは驚いてそっちを見てみると、なにやら人影があった。

その人物は……Aだった。

キンジ「A!お前どうしたんだよ!!急に!」
Aは息が荒かった。そうとう急いでいたのだろう。
A「眷族(グレナダ)の…連中が………学園島の近くにいる…!!」
途切れ途切れにそう言った。
でも、その言葉を聞いて、俺とアリアは目を見開いた。
アリア「ちょっと!それ、本当なの!?」
A「ウソなんかつかない!」
Aはアリアに少し大きめの声でそう言った。
でも、学園島には入ってこないだろう。何しろ、玉藻の鬼祓い結界が張ってあるんだからな。
気がつくと、息の荒さが治っていたAのワイヤーで俺たちは下まで降りた。俺は、一応、ワトソンにもメールはしておいた。


俺たちは、学園島の外まで走っていた。
アリア「ねぇ、眷族(グレナダ)のどういう奴だったの!?」
A「よく分かんないケド…女だと思う…。異形でもないわ。」
つまり、人間の女って事だな。ヒステリアモードでもやりづらそうだ。

かなり走って、学園島を抜けると俺たちに話しかけるように、透き通った女の声が聞こえた。

*「散りゆくは 愛と命の 運命かな。私が貴方達の相手をしてあげましょう。」

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ミサ - とってもおもしろかったです!キンジの妹夢ですね・・・ (2011年12月23日 14時) (レス) id: 538bb6a13c (このIDを非表示/違反報告)
八時 - でも、女も弱くなるっていうヒステリアモードあったよな(10巻参照) (2011年10月13日 12時) (レス) id: b98ab2c2b0 (このIDを非表示/違反報告)
- 私、緋弾のアリア大好きなんです!最新頑張ってください!! (2011年9月21日 10時) (レス) id: 33f1bda60e (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - 皆さんコメントありがとうございます!友希してくれた方おkです! (2011年8月6日 11時) (レス) id: 0a8e4ab551 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2011年8月2日 20時) (レス) id: a23a90b7e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2011年4月17日 13時

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