緋弾のアリア＊キンジの妹＊

第一弾　訪問者 ページ2

ピンポーン…
日曜日
俺が部屋でくつろいでいるとドアチャイムがなった。
今、アリアがいないから今のうちにゆっくりくつろごうと思ってたのに…、一体誰だよ。

俺がドアを開けると、そこには…
キンジ「A！？」
がいた。
A「久しぶり、兄さん。」
その人物は、俺の妹。
遠山 Aだった。
しかも何だよ。何気に武偵高の制服着てんじゃねーか。
まさかとは思うが……、武偵高に転校ってわけじゃねーだろーな。
キンジ「つーか、お前。なんで武偵高の制服着てんだよ。」
するとAは、当たり前でしょ、と言うように、
A「そんなの決まってるでしょ？アタシ、明日から武偵高に転校するの。」
キンジ「は！？」
ちょ……ちょっと待て！！
俺は来年の四月には、武偵高を辞めて普通校に転校しようと思ってんだぞ！
なのにここまで来て、普通校からAが転校だと！？
……ありえん！
A「そのために、今入試試験受けてきたのよ。」
そう言いながら、Aはツカツカと部屋の中に入って行った。

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