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3話 ページ5

コナンと仲良くなって数日たったある日


優「月影島に行くんすか?」

『えぇ、なぜだか…行かなきゃ行けないと思ってね…』


Aは唐突に優に月影島へ行くと話した


そして数時間かけ月影島へ

着いた頃には夜になっていた
その島入ると警察の人が数人いた


『なんでこんなに警察が…』

優「どうやら今ここで殺人事件が起こってるらしいっすよ?」

『そう…とりあえずここの公民館に』



そう言って公民館に向かおうとする2人
だが優があることに気づく

優「せ、先輩。
公民館ってあの…火が出てるところっすか?!」

『!!』

それを聞いた瞬間春もといいAは走り出す

優「せっ、先輩!!?」

優の呼ぶ声を無視し公民館へと走る





公民館へ着くと炎が激しく燃えていた
Aは誰にもバレないよう中に入る



『麻生…成実』

その名前はAが頭の中に突如思い浮かんだもの
Aはピアノのある部屋に行く
そこにはピアノの近くの椅子に座る人の姿


『麻生成実さんだよね?』

成実「君は…?」

『桜木春…

あなたを助けに来たの…
一緒に来て!ここから出よう…』

成実「…どうして君が俺を助けに来たのかは聞かないことにするよ

でも俺はここから出ないもう終わったんだ…

父さんの楽譜をもっと早く見つけてれば…
俺はあの4人のようにならずにすんだ」

『終わってない……

終わってない!!!!
確かにあなたは手はあの4人と同じ血みどろかもしれない!!でも!!それでも…!
生きてれば何度でもやり直せる…

死んだらそこで終わりなんだよ!!
あの4人と同じ血みどろのまま死んじゃうんだよ!

あなたは!!あの4人とは違う!!

だから!』
Aは成実に手を差し伸べる

成実「…!」

成実はその手を取ろうとするが…

Aは必死で気づかなかった
炎で燃えた天井の木材が落ちかけていることに

バキッ!!!

大きい音をたて天井の木材がAの頭上に落ちてくる

『!!』


成実「あぶない!!」

優「先輩!!」





Aは木材が当たるギリギリで優に腕を引っ張られ避けることが出来た
だが成実との間に燃える木材が落ち亀裂が入った


『成実さん!!』

成実「……君の言葉を聞いて
もう少し…生きてみるのも悪くないと思った

ありがとう…

最後に………君に会えてよかった」



『!』


優は固まるAの手を引き外へ出た








『また………救えなかった…』

優「先輩…」

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作者名:のりーー | 作成日時:2020年5月12日 0時

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