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ルハンと初めてキスをした日から
私の脳内にはいつもルハンがいた
時間に隙間がないくらい
ずーっとルハンのこと考えてた。
KM「また、ぼーっとしてるー。どうしたの？何か悩みでもあるなら聞くよ」
キーオッパ
いまは宿舎に私とキーオッパしかいない。
他のメンバーのそれぞれの仕事が今日に重なって
お留守番中。
「聞いてくれる...？」
KM「うん。なんでも話して。」
「あのね...」
それからルハンとの関係やこないだ初めてキスしたことや最近ずーっとルハンのこと考えてることを話した。
KM「そっか。過去のこと、話してくれてありがとう。」
そう言って私の頭を撫でるキーオッパ。
久々に感じる
甘えた時のぬくもり。
それはまたルハンとは違って
オンマのような安心感だった。
KM「あとね、それは恋だよ」
恋
はじめから知ってた
だけど
どこか認めたくなかった。
きっとそれは
ルハンと私がいとこだから。
「うん。そうだよね。ありがとう。」
認めたくないな
恋
だなんて
いとこってだけでルハンのそばに居れて
大切にしてくれる。
私は幸福なのかもしれない
だけど
いとこなんかじゃなく
赤の他人だったら
なんて思う。
虫が良すぎるのかな...
「もう、大丈夫！ありがとうね！！」
無理やり笑ってみたけど
ちゃんと笑えてるかな？
でも、迷惑はかけられないから！
メンバーの前では泣かないようにしなきゃ
「ちょっと出かけてくる！！」
走り出した足は止まることを忘れて
流れ出した涙は頬を伝う。
いつの間にか雨がポツリポツリと落ちてきた
雨は
私に優しく降り注ぐように見せかけて
痛いくらいに強く降ってきた。
涙も雨と比例して
次第に大粒のものに変わっていく
止まらない涙。
止まない雨。
何してんだろ
道のど真ん中にしゃがみ込んで
涙が止まってくれないの
誰も通らない道端で
私は
泣きじゃくった。
後ろから足音が聞こえてくる。
？「何、してんだよ」
その声が
ルハンのものだったら
なんて
思ってしまった。
冷え切った体を
後ろから
抱きしめてくれたのは
「チャニョルオッパ...？」
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作者名：イ ミファ | 作成日時：2015年8月29日 20時
