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カレーを作り終わり、お皿に盛り付けをしてジュンさんのところまで持っていく
JN「わ！おいしそー！やっぱヨジャいると違うねー」
「いやいやいやいや。そんなことないよ。」
いやこれガチだからね
中三の夏休みくらいからだよ私が料理始めたの
JN「んーほいひー(おいしー)」
そうか。よかったね。
私の話は聞いてないようだ。
小悪魔だ。
「いただきまーす」
自分の作ったカレーを食べてみると割といける
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それから数ヶ月経ち(時間飛びすぎすみません)
練習生の生活にも慣れてきた。
しかしいまだにジュンくんしか友達がいない。
日本人だから
だから
私は嫌われる。
認められないんだ
いくら頑張っても
先生や社長さんには認められても
練習生は認めてくれない。
寮に帰るとジュンくんはいつも通り出迎えてくれる。
JN「おかえり」
「ただいまー」
JN「今日も一緒になんなかったねー練習」
「それな！wwいっつも離れてる気がするw」
私の何気ない言葉に突然動かなくなるジュンくん。
「え、どうしたの...？」
JN「Aはさなんで怒らないの？」
「何に？」
JN「お前に意地悪するやつにだよ。」
なぜか怒っているジュンくん。
「だって日本人だから。これが私が選んだ道だから。」
JN「俺さ、Aと生活してて思った。こんな優しくていい人なのになんでみんなそんなに拒否するんだろうって。なんでAは何も言わないんだろうって。俺は...何もできないし...｣
｢ジュンくん...？｣
JN｢あ、ごめん。俺。｣
｢大丈夫だよ！気にしない気にしない！｣
ジュンくんありがとう。
ジュンくんが毎日気にかけてるれてるの気づいてたよ。
ほんとありがとう。
ジュンくんがいなかったら
もしかしたら今泣いてたかもね。
だから、何も出来ないって自分を責めないで。
｢ジュンくん！ありがとう。ジュンくんのおかげで元気なんだよ！｣
JN｢あ、ああ。｣
今日は泣いてもいい日な気がする。
でもね。部屋でこっそり泣いてもジュンくんにバレちゃうから。
公園まで行くことにするよ。
｢出掛けてくるねー｣
JN｢おう。いてらー｣
今日は雨だ。
秋だからかな。
心地よいくらいの寒さで
泣くのには最高だなーなんて思う。
弱虫だなー私は。
もう泣かないなんて思ってたのに。
｢はーあ。パボだ。｣
本当は嫌だ。辛い。逃げたい。
なんで？なんで私のこと、一人の人間として見てくれないの？
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作者名：イ ミファ | 作成日時：2015年8月17日 16時
