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XM｢そうなんですねwデビューされるんですか？｣
｢実は、一週間後にMV公開されます！そろそろデビューです。｣
LH｢ええ！？そうなの！？｣
ものすごい勢いで驚くルハンさん。
｢本当ですよw｣
XM｢はははwルハンそんなに驚くなんてちょっと失礼だぞww｣
LH｢え、あっごめん！｣
｢あ、いえいえ。大丈夫ですよw｣
LH｢にしてもデビューかー！もう同じ業界に入るね！｣
そう言って微笑むルハンさんが無邪気な感じで少し可愛い。
なんて思ったことは本人には秘密。
｢そうですね。あ、私、そろそろ練習室行ってきます！｣
LH｢あっ！待って！カトクやってる？交換したい。｣
｢やってますよ。了解です。｣
そしてまた一つ増えるカトクのメンバー。
LH｢じゃあな！｣
XM｢頑張ってね！｣
｢はい！ありがとうございます！ではー！｣
ーーーーー
練習室に行くと、先生がいた。
｢遅れてしまってすみません！｣
先生｢大丈夫だ。Aのダンスはもうほとんど完璧だから、後はなめらかにすると頃とキレキレにするところをはっきりとできるようにしていこう。｣
｢はい！｣
先生｢じゃあ、音楽を流すから一度確認で踊ってくれ！｣
｢はい！｣
そして流れてくる音楽。
思い出す過去。
苦しくなる胸。
鼻の奥がツンとする。
だが、今は我慢だ。
メリハリをつけ、踊る事に集中しているうちにとても楽しくなってくる。
そして流れていた音楽は音を止め、私の体も静止する。
先生｢言うこと無しだな。メリハリもついている。そしてこの歌の切なさが体で表現されていて切ない気持になる。これからもがんばれ！あとは、歌と合わせて歌っても息切れしないくらいにしておけ。｣
｢はい！｣
それから、歌の練習を終え、自主練の時間になる。
練習室で音楽に合わせながら歌って踊る。
そうしているうちに息切れして全力で歌えなかった最初の頃とは比べ物にならないくらいしっかりとした声量がでて、ダンスもできるようになった。
それから、宿舎に戻る。
そんな毎日を過ごしていきついに今日はMVの公開日。
そして明日は私の初ステージだ。
世間の方がどんな反応するのか。
私は少し怖かった。
私を認めてくれるか、不安だった。
でも、あれだけ練習してきたんだ。
明日のステージは、成功する。
そう思わないと、
潰れてしまいそうだった。
私の...
弱い心が。
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作者名：イ ミファ | 作成日時：2015年8月17日 16時
