腹が立つくらい猛烈に２【日高光啓】

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貴『ひろ、ソロの方の書類確認よろしく』


日「目通しといた、それより衣装の方…」


貴『そっちは前回フィッティングの直しあがってる』


日「さんきゅ、じゃぁこっち終わったら即で」


貴『レコーディングは？』


日「メンバーに合わせた方が早くない？
　 無理くり入れて、貴方に任せる」


貴『り』





宇「…ねぇ、そういうこと？」


直「ん〜…だと思ってるんだけどなぁ、俺は」


秀「いつもと変わんねー気がするけど…？」


西「会話のテンポが夫婦」


真「こらぁ、日高、貴方！ちゃんと報告せぇや！」






日貴「『 ん？ あぁ、付き合った 』」






全「「「「 軽い！！ 」」」」









日「俺は…貴方だけを、愛してる」





しっかりと、俺の目を見て聞いてくれた。
涙をいっぱい溜めて、小さく頷いてくれた瞬間
溢れた思いで包む様に、思い切り貴方を抱きしめた。



久しぶりに同じ家に帰って
一緒に風呂に入って、テレビを見て
2人でベッドに入って、抱き合って。





貴『おやすみ』

日「ん、おやすみ」





そう言いあって、朝まで眠る。




こんな当たり前のことが、こんなにも幸せだった。
もう絶対、この幸せは離さない。




恋人になったからと言っても
俺たちの関係は何ら変わることはなくて
むしろそれが俺ららしいだろう、ってことになった。




ただ、これからはより近くで
お互いを支え合えることに、本当に喜びを感じている。

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