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直「何?びっくりしたぁ」
西「…別に、何でもない」
秀「…なぁ、お前ら、」
ガチャッ
貴『お疲れ様ー、明日の予定だけ確認…え?何?』
西「貴方ー!遅いじゃん、早く行こ!」
貴『あ、うん…明日皆遅いから、また連絡するね』
貴方の腕を引いて楽屋から出て行く2人を
引き止めることもなく、見送るしかなかった。
直「…で?さっきの、何?」
どう逃げようかと考えていた
最悪の空気を、リーダーの声がかき消す。
直「最近、変だったよね?真司郎も貴方も」
真「別に、好きって言っただけやし」
秀「はぁ!?まじかよ」
真「悪いん?悪くないやろ?」
直「真司郎だけじゃないんじゃないの?…日高」
やっぱり、皆にはばれてたのか。
まぁ、そんなことはどうでもいいんだけどね。
日「俺は何もしてないよ、直也くん」
直「じゃぁどうして貴方があんなに動揺してるの?
どんな時でも冷静な貴方が、どうしてだと思う?」
日「…さぁね、貴方も真司郎のことが好きなんじゃないの」
パァンッ……!
気づいたら宇野の顔が目の前にあって
綺麗な頰に、涙を流して俺を睨んでいた。
日「いっ…たいな、」
宇「あの子が…貴方がどんな思いであんたを突き放したか
どんな覚悟で、あんたの思い受け止めたか、分かってるでしょ?
あんただって…絶対離れられないんじゃなかったの!?ねぇ!!」
直「実彩子!落ち着け!!」
俺を蹴り飛ばしそうな宇野を抑える直也くん
冷静に楽屋の鍵をかける秀太
無言でうつむき、何度もため息をつく真司郎
やっぱり、こんな気持ち持っちゃいけなかったんだ。
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春空 haku(プロフ) - 切な過ぎて泣きました... (2019年3月4日 17時) (レス) id: 9a64feacf8 (このIDを非表示/違反報告)
sakuraaa1117(プロフ) - つづき書いて欲しいです! (2018年2月21日 3時) (レス) id: d1e729dbe3 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 続き書いてほしいです! (2018年2月12日 22時) (携帯から) (レス) id: 6ca89fc091 (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - 続きかいてほしいです!! (2018年2月12日 15時) (レス) id: 65b09d2b5c (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 続き書いてほしいです! (2018年2月12日 0時) (レス) id: 10b35a8cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ray | 作成日時:2018年1月22日 23時