君はペット。〈Hidaka.U〉 (ページ14)

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「ふわぁ…

もうこんな時間かぁ…」

自分の部屋で仕事をしてたら、

すっかり夜中になってた。

そろそろ寝なきゃ…

「A」

「あれ、ひだか…

まだ起きてたの？」

「…」

「わ、」

ひだかにおもいっきり抱きつかれた。

「ひ、ひだか…？」

「Aは…

橋本くんのほうがいい…？」

「え…」

「俺じゃだめ…？」

「なに、きゅうに…」

「急にじゃない、

ずっと思ってたの。

橋本くんは大人って感じするし…

色気あるし…

料理だってできるし…」

「…心配しなくても

べつに大丈夫だよ、？

ていうかそれってやきもち？」

「…」

「あ、やっぱり？

ふふ、ひだかかわいい」

顔が赤くなってるひだかの

頭を撫でた。

「そんなこと言って…

俺、男だよ？」

「え…？」

ひだかが首に顔を埋めてきた。