第17話 クリア×脅し×友達？ ページ21
そして第三次試験。まぁ、疲れました。
今は、ヒソカとイルミの間に座る。という、偉業を成し遂げているわけですが。
ぼーっとしていると、イルミが私に問いかけた。
「あ、そうそう。俺（人１）に聞きたい事があったんだ」
「え、聞きたい事？」
「うん。……君ってさ、結局キルのなんなわけ？」
「……何って」
「もしかして友達？本当にそうなら、正直に言ってね。下手に隠すと殺すから」
「…♦」
イルミの一言で、何故かヒソカの殺気が増した気がした。
ところで私は何と答えればいいんだ。友達って言ったら殺されるんだよね？
うーん…でも、やっぱり
「キルア君と私は、友達だよ」
そう言った瞬間、イルミが針を構えた。
ちょ、待った待ったぁぁああ！！
「と、友達と言っても、キルア君が私を友達だと思っているかは分からないから！」
「ふーん。じゃあ（人１）はまだ"正式"な友達じゃないんだね」
あー、良かった良かった。
と、無表情で言うイルミ。その隣では、ヒソカが不気味に笑っていた。
んー。なんか納得がいかない。
「イルミさぁ、暗殺者に友達はいらないって言ってるけど、イルミはヒソカと友達じゃん」
「ヒソカが俺の友達？何それ、気持ち悪いんだけど」
「ククク、酷いなぁ…♥」
「あ、今のは私も気持ち悪かった」
「♣」
そっか、イルミとかヒソカは友達じゃないのか。
アニメ見てて結構仲良さそうだったような…。
まぁ、話を戻しまして、
「暗殺者には友達はいらないの？」
「うん。さっきから俺、いらないって言ってるよね、（人１）って馬鹿？」
「(イラっ)…てか思ったんだけどさ、イルミ」
「何」
「イルミと私がさ、友達になればいいんじゃないの？」
「…」
「やっぱり、君はおもしろいねぇ…♥」
「ちょ、うるさいヒソカ。…イルミと私が友達なら、キルアも別に友達でいいでしょ？」
てことで、どう？
と聞くと、イルミは無表情のまま私をみつめた。
てか、これ何か睨んでない？見つめてないよね。
テメェごときが俺の友達？ふざけんなよ。って視線ですか、それは。
…と、思いきや、イルミはいきなり私の頭の上に手をのせた。
「え！？ちょ、えっ、何事！？」
「うるさい。ジッとしてて」
結局そのまま、私はハンゾーが来るまで頭を撫でまわされた。
(…(友達…))
(ど、どうすればいいんだ…これ)
((クク♦))
第18話 プレート×白紙×【アレ】→←第16話 仕掛け×針×マイペース
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tau - めちゃめちゃ面白かったです!!! (2022年4月15日 0時) (
レス) id: 214b57c649 (このIDを非表示/違反報告)
覇者 - とっても面白いです！楽しく読ませてもらっています♪ (2021年11月3日 20時) (レス) id: 8972fb2004 (このIDを非表示/違反報告)
みな - おもシロイデス!!!!更新楽しみで仕方内です!!! (2020年10月25日 8時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
うるー - すごく面白いお話ですね！ 個人的にはクラピカとの絡みが好きですが、ゴンやキルア、蜘蛛との絡みも期待してます！ 更新楽しみに待ってます、いつでも気が向いたら帰って来て下さい！ (2017年10月24日 11時) (レス) id: a4b1870c24 (このIDを非表示/違反報告)
らいあナリ(｀.∀´)＜プリッ(プロフ) - とても面白かったです！！読んでて思わずニヤニヤしたり爆笑したりしてしまいました笑更新頑張って下さい！応援して待ってます！！ (2017年8月19日 8時) (レス) id: 7958bf65a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪うさぎ | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2013年4月3日 16時
