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成をベンチで待つこと約数分。
「あ、あ、あのっ！！私と付き合ってください……！」
ん？？なんか右の方から告白をしている声が
聞こえるのは空耳ですか、ね？
「あ、の、私、あなたに一目惚れしま…
「あ、俺は付き合えへん。堪忍な？」
ちょっちょっ。。まてまて。
左の方からは告白しかけでふられてるのが
丸聞こえなんですけど！！！
やばくない？？
この状況。そしてここにいること。
全てがやばくない？私。
入学そうそうピンチ……
じーっと目を凝らして告白しかけでふった人の顔をみようとして左をみると
めちゃくそイケメンな関西弁男子が
手を合わせてゴメンな？って平謝りしてる。
で、その真向かいで瞬殺でふられた女子は
涙ぐすんぐすん状態。
左の様子は確認できたので〜
じゃあ次は右を見ましょーか！
なんて半ば不審者な行動をとろうとしていた。
と、急に
誰かに制服の左裾を掴まれた。
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2019年7月14日 19時
