STORY12 ページ12
「Aさん、単刀直入に聞きます。
貴方はどの様なパーツを使っていらっしゃるのですか?」
「うん?」
珍しく家に来ていたサイタマくんとジェノスくん
二人にお茶とお菓子を出すとジェノスくんが本当に単刀直入に聞いてきた
思わず素っ頓狂な声が出た
「それ(人1)にも聞くのかよ」
「え、何それサイタマくん聞かれたの?」
おー、と適当な返事をするサイタマくんは寝転がって漫画を読んでいた
「えーっと、パーツとか使ってないよ?私はれっきとした人間だし…」
「ッ!?
では、Aさんも先生と同じトレーニングをこなして強くなられたのですか!?」
「どうしたのジェノスくん」
ハッ、となったジェノスくんは
真面目な顔になり口を開いた
「以前から気になっていたのです。Aさんは何故B級に合格出来たのか、何故女性でそれ程までの力を持っているのか、…俺は復讐の為力が欲しいと話しましたが、一向に先生の様に強くなれる気がしません、もし貴方が先生と同じようなトレーニンッ「長いから20文字程度でお願いしていい?」強さの秘訣を教えてください!」
バンっ、と机を叩き頭を下げたジェノスくん
それに驚きつつも、いつか聞かれるんじゃないかと
心の済ではわかっていた
「…そうだなぁ、もうちょっと仲良くなってから教えてあげる」
「それは俺に信用が無いという事ですか?」
「ううん、そーゆー事じゃないよ。
ただ、私が臆病なだけなの…
それに、私の事観察してたらいずれわかるよ」
そう微笑むと、ジェノスくんは不満そうな顔になり
何も言わなくなった
「…私がB級に上がれたのは、筆記が満点だったのが大きいかな。
私は、サイタマくんとのトレーニングで、体力とかは一般的な女性達に比べて高い方なの」
「なるほど…」
物凄い速さでノートをとるジェノスくんに
ちょっと引いた…
「でも私サイタマくんより全然弱ッ、___!?」
言葉を全部言い終わる前に
すぐ真横にあった壁が、
大きな音を立て、爆発したかのように崩れていった
その爆風に飛ばされた私は
ぼすん、とサイタマくんに受け止められていた
「あ、…あぁ…私ん家の壁が…」
壊れた壁から除く巨大な目と目が合った
「ふはは、こんな所に人間がいたとは!
我は自ら作った薬で進化を遂げた最強の戦ッ」
「壁弁償しろよ」
ゴッパァン!!!と、一撃で倒したサイタマくんとは違い
私はその場に崩れ落ち涙を流した
「壁がぁ〜…」
「…どんまい」
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作者名:ひーちゃん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/karua/
作成日時:2016年6月22日 23時