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俺の可愛い姫 ページ20

塗side

カシャッ

カシャッ

塗:何撮ってんの?

さっきから俺の事ずっとスマホで撮ってる貴方
しかもいろんな角度で

あ:塗の仕草とかは2度と見れないのもあるでしょ?だから撮って納めてるの。

塗:……画像の俺じゃなくて、今ここにいる俺をちゃんと見て欲しいな。

あ:見てるよ?塗がいない時とか寂しくないように見るの。

厄:よく撮れてるね。

塗:わっ!…いつからいたの?

厄:今来た。それにしても塗くんって結構イケメンだよね。

あ:でしょ?私なんか塗に逢うために生まれてきたようなもんだもん。

厄:塗くんは?貴方ちゃんの事どう思う?

塗:どうって…。そりゃあ笑顔が素敵で、良い子で、素直で、一緒にいて楽しくて…。

厄:それだけ?

塗:……可愛い///

絶対顔赤い…
自分でも分かるくらい火照ってきてる…

あ:嬉しい〜♡塗大好き♡♡ちゅっ。

塗:……///

厄:塗くん照れてる(笑)

塗:もうっ!俺掃除中だから!

俺は再びモップがけを続ける
この二人のせいで気が狂いそうだ

あ:ふわぁ…。

欠伸をして目をとろーんとさせる貴方
そろそろ昼寝の時間かな?

俺はモップを立て掛けて貴方の前に片膝をつく

塗:お休みになりますか、姫?

あ:ん……。

塗:では、俺の首に手をおかけになって下さい。

そう言うと貴方は素直に俺の首に手をかけた
そのままそっと抱き上げる

そして二階に行き、ベッドにゆっくり下ろす

塗:おやすみなさいませ、俺の可愛い姫。

頭を優しく撫でながらそう告げると、俺はそっと額にキスをした


夕方

あ:何か昼寝してる間に夢を見たんだけど。塗が私の執事で、ベッドに運んでくれたの。

絆:ほお?

塗:へぇ…。

俺は何もなかったかのようにテーブルの上に夕飯を持ってくる

あ:でも何か執事ってイメージじゃないんだよなぁ。

ガタッ

絆:塗くん、大丈夫?

俺は転びそうになった
だって喜んでくれると思ったから

あ:あ、そっか!執事の格好じゃないからだ!

そういう問題なのだろうか…
俺は貴方の言っている事に納得出来ないまま、法朗さん特製カレーライスを口に運んだ

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ポム - 有薮loveさん» ありがとうございます!引き続き宜しくお願いします! (2015年11月7日 16時) (レス) id: ea8388e113 (このIDを非表示/違反報告)
有薮love - 続き楽しみにしてます! (2015年11月7日 15時) (レス) id: fb8a1ea860 (このIDを非表示/違反報告)
ポム - 結菜さん» ああありがとうございます!これからも宜しくお願いします! (2015年11月3日 10時) (レス) id: ea8388e113 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 更新頑張って下さい! (2015年11月2日 23時) (レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
ポム - チェリーブロッサムさん» やはりそうですか…。お返事ありがとうございました。 (2015年10月30日 7時) (レス) id: 8f41ad34f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポム | 作成日時:2015年10月24日 20時

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