誕生日を探して2 ページ48
*****
私は1人、湖の前で風にあたっていた。
ふぅ…やっぱり、1人も落ち着く。
……今日が、私の誕生日か。
誕生日って言っても、作り物だけど。
「カタリナ。」
私を呼ぶ声。誰だろうとお思い、振り向くと…。
「ジュリィ…ジャニス…。」
女神である2人が私に何の用だろう。
「貴方に、話があってきました。」
ジャニスがそう言うと、ジュリィは私の手を取ってこう言った。
「いい?これからの出来事に、目を背けてはダメよ。何があっても。真実を受け止めるの。」
「ジュリィ…?」
ジュリィが真剣な眼差しでこちらを見るものだから、うんとしか言えなかった。
真実を知る時が…来たのね。
すると、私達の前に扉が現れる。
「ここから先は私達は行けないの。この先は、過去の世界の記憶を見ることができる。ただ、私達は行くことはできない。なぜなら、これから行く記憶の先は、貴方の記憶だから。ですが、私達の代わりにある人を呼んでいるの。貴方が、今1番悩みの種としている存在である人よ。」
私が今、1番悩みの種としている存在?
誰だろう…。お姉ちゃん?それとも、琴?
「さぁ、行きなさい。」
「うん、行ってくる。」
そして、私は光の先に行く。
するとそこには───。
「お母さん?」
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
栗花落 萌(プロフ) - °…*桜*…°さん» ありがとうございます!更新頑張ります!応援のコメントありがとうございます!! (2019年9月28日 21時) (レス) id: 0c7ed6b5ed (このIDを非表示/違反報告)
°…*桜*…° - 新作おめでとうございます!更新頑張ってください!応援してます (2019年9月28日 17時) (レス) id: d0bbfea2e0 (このIDを非表示/違反報告)
栗花落 萌(プロフ) - りんりんさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年6月25日 0時) (レス) id: 0c7ed6b5ed (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 新作おめでとうございます!早速拝見します!更新楽しみです! (2019年6月25日 0時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
栗花落 萌(プロフ) - yadlz208さん» こんばんは!ありがとうございます!これからも、頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2019年6月24日 22時) (レス) id: 0c7ed6b5ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アリスティー | 作者ホームページ:
作成日時:2019年6月24日 16時