私という存在を賭けて4 ページ43
*****
「君ってさ…。」
……この胸の高まり…止まって！！
「いつから敬語外すようになったんだ？」
……え？
「前は、敬語でさん付け。様付けが基本なのにね。なのに、僕に向かって敬語を外すなんて、いい度胸じゃないか。」
な、なんだ。その事か。……一気に胸の高まりが収まった。
それにしても、そんな事なら顔近付けなくてもいいのに。
「敬語外さない方がいいですか？」
「別に、そういうつもりで言ったんじゃないよ。ただ、僕にそんな態度取るなんて珍しいなって思ってな。」
「そう。…それにしても、紫京院さん、勘違いさせるような行動程々にした方がいいと思うけど。」
すると、紫京院さんはその言葉を聞いた瞬間、私のことを見て笑っていた。
な、なんでそんな笑うかな…。
「えと、何か面白いこと言いました？」
「別に…？ただ、君って僕が顔を近付けただけで、顔を真っ赤にするんだ。その反応を思い出しただけで、面白いなって思ってな。」
「……も、もういいです。何言っても分からないようですし。」
「わかったわかった。じゃあ、僕との約束を守ってくれたら、やめるように努力するよ。」
「努力するじゃなくて、やめるんです！…で、なんですか、その約束って。」
すると、紫京院さんが私の耳元でこう囁いた。
『今度からは、紫京院さんじゃなくて、ひびきって呼んでくださいよ？』
そう言って去ってしまった。
…な、なんなのよ。あれ！
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栗花落 萌(プロフ) - °…*桜*…°さん» ありがとうございます！更新頑張ります！応援のコメントありがとうございます！！ (2019年9月28日 21時) (
レス) id: 0c7ed6b5ed (このIDを非表示/違反報告)
°…*桜*…° - 新作おめでとうございます！更新頑張ってください！応援してます (2019年9月28日 17時) (レス) id: d0bbfea2e0 (このIDを非表示/違反報告)
栗花落 萌(プロフ) - りんりんさん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年6月25日 0時) (レス) id: 0c7ed6b5ed (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 新作おめでとうございます！早速拝見します！更新楽しみです！ (2019年6月25日 0時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
栗花落 萌(プロフ) - yadlz208さん» こんばんは！ありがとうございます！これからも、頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2019年6月24日 22時) (レス) id: 0c7ed6b5ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリスティー | 作者ホームページ：
作成日時：2019年6月24日 16時
