51、腐れ縁と魔歴の勉強 ページ10
Aside
入間くんの秘密がバラム先生にバレて一日が経った。朝学校に着けば、リードたちは「もう終わりだ」とか言ってタヒんでいた。確かに疲れてはいるが、続かなさすぎだろ…。俺は教師を眺めて回復してるから頑張っていけてる。
「もう補修地獄確定だよー!」
「因みに、補修の監督は私だ」
「あー!
『俺も頑張らないとなぁ…』
後ろ側から不気味で尊いオーラがしたから、振り向いたらバラム先生がいた。なにそのヒョコっていう覗き方…。かわいい…。
「ば、バラム先生…!?なんでここに…。はっ!もしかして誰か実験しようとしてるんじゃ…」
『いや、違うと思うけど…』
俺と入間くん以外がテンパっていると、カルエゴ先生がバラム先生の方に行った。みんなは守ってくれてると思ってるらしいが、カルエゴ先生は絶対に守ろうとしないよ。失礼だけど…。
ゴン
「久しぶりだな、シチロウ。俺が薬貰いに行った以来か?」
「そうだね。Aさんからはカルエゴくんのこと聞いているけど…」
「そう言えば、シチロウのせいでAが帰ってくるの遅かったぞ」
「ごめん…」
みんなはあっけらかんとしている。あと、ジャズリドあたりはカルエゴ先生に仲のいい悪魔いてびっくりしてるんだろうな。カルエゴ先生、ガシって2人の頭掴んでたよ。
『バラム先生はなんでここに?』
「入間くんの様子見に来て…」
「僕、ですか?」
「うん。それよりも、今はテストがピンチのようだね。いいものをあげよう」
バラム先生の優しさの塊でタヒんでいたら、またアズに起こされた。ついに頭大丈夫か?って心配され始めた。問題ないよ。ただかっこいいだけだし…。よし、俺は職員室行こう!カルエゴ先生によるとダリ先生いるはずだから、魔歴を聞こう!
コンコン
『失礼しま〜す』
「あ、Aちゃん!どうしたの?」
『ダリ先生に魔歴教えてもらいたいな〜って思って…』
「そっか!Aちゃん、小テストすらできないもんね!いいよ!要点まとめて教えてあげる!」
そして、ダリ先生に魔歴を教えてもらえるようになった。凄く分かりやすくて、飽きないようにクイズ形式にしたり、実際に幻覚魔術とかで見せてくれたりしてくれた。飽き性の俺には凄くありがたい。
「こんな感じだけど、できた?」
『はい!教えてもらったところはだいたい!』
「そっか!他の教科とかどう?」
『マルバス先生にオ考問学の知識教えてもらおうかなと…』
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時