70、ジャングルの遊び ページ29
Aside
『はぁ〜…』
今はため息つきながら、楽に収穫できる魔獣を相手している。なんで?みんなペア行動なのに、俺は1人なん?おかしい…。収穫したら、提出するとこにすぐ向かって、教師を拝むという作業になってる。そうでもしないとやってられない…。
「あれって、問題児クラスのカルエゴ先生従えてるってやつじゃね?」ヒソ
「たしかに。味方にすれば勝つんじゃない?」ヒソ
なんか聞こえる。1人は寂しいけど、味方になる気はない。そんなことをヒソヒソ話してるやつから収穫物を攫って提出しに行く。どうやら、あいつらは気づいてないようだ。
『あ、マルバス先生!これお願いしまーす!』
「Aちゃんだ!わかった。他の人の名前書く?」
『俺の名前だけでいいです。攫ったやつはあるけど…』
「了解。頑張ってね、Aちゃん」
『うっ…。尊い…。ありがとうございます…』
最後の一言ずるいって…。マルバス先生のあのほんわかとした笑顔で頑張ってって言われたよ?はぁ〜…、尊い。神。やっぱり教師って癒しだわ…。
「あ、Aちゃん!」
『入間くんとリードやっほー!』
「Aちゃんはなんでここに?」
『特になんも!強いて言えばマルバス先生に励まされたからテンション高いくらい?』
「Aちゃん、ほんとに教師好きなんだね…」
マルバス先生の癒しにタヒんで歩いてたら、入間リードペアに遭遇した。あと入間くんのアレはなんや。普段と全然違うんだけど…。かと言って悪周期でもなさそうだが…。
『…入間くんに何があったん?』
「わかんない。気づいたらあんなんになってて…」
入間くんは木に登っていて、リードは困惑してる。俺も困惑してるけど…。
「A、そこにあるのは何?」
『え、これ?木の根っこ?』
「違う!枕!」
『えぇ…』
入間くんが入間くんじゃない…。もしかして、サバイバル・ハイになってる…?あれ、放っておいて大丈夫か?まぁいっか。
「僕たちはこの森に生まれたと勘違いするんだ!」
『えぇ…』
「まずは環境に慣れることが大事!だから、まずは遊ぼう!Aも一緒に!」
「え…?本気で言ってる…?」
なんか俺も巻き添え食らったんだけど…。そして、俺たちは水遊びやつた遊びをした。ただ遊んでるだけの時間を過ごしていたら、夕暮れ時になった。入間くんは集めた全部のポイントを夕食にしてしまった。これ、大丈夫か?
『ごちそうさまー!』
そして俺は2人と別れて、夜中の闘いに出かけた。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時