66、講師の目指す1年像 ページ25
Aside
「講師はそれぞれプランがあるんだ。俺はAちゃんを最も戦闘で臨機応変に対応できる一年生に育てるために来た」
『わぁ…!かっこいい…!』
「…聞いてる?」
『はい!それはもうバッチリに!復唱しましょうか?』
「いや、いい」
なんか嫌われた気がする…。けど、気にしない!毎日かっこいいとこ沢山見られるんだもん。でも、俺の心臓持つかな…?
「やられては元も子もないから、最初は防御力をあげようか」
『はい!』
「じゃあ軽く攻撃するからどのように防御するから見せてくれる?」
そのあとはひたすら防御力を上げるために時間を費やした。夕暮れ時にようやく多少身についたくらいだ。道が長いな…。
「今日はそろそろ終わりにしようか。結構傷つけちゃったし…」
『そうですか?わかりました!では、俺は帰ります!さようなら!』
「ちょ、ちょっと待って!少し手当てするから」
『大丈夫です!1人でできます!』
そして、イポス先生に別れを告げて、軽く傷口を流してから家に帰る。汗かいてるし、帰ったらすぐに風呂に入ろ。
「たたいまー…」
まだ帰ってきてないみたいやな。先に入ってもう寝るか。沢山動いたから疲れてもうた…。
-翌日
「おいA、起きろ。寝坊するぞ」
『カルエゴ先生?』
「もう7時回ってるぞ。早く起きろ」
『はーい…』
ねっむ…。沢山動いたからか、長い間寝てたみたいやな。んー…。教師眺めて頑張るか。軽く支度してから家を出る。ロイヤル・ワンに着くと、大体の人が既にいた。あれ?2人いなくね?
「あ、A!今日遅かったけど、何かあったの?」
『単なる寝坊…。カルエゴ先生に起こしてもらった…』
「それ、カルエゴ先生も来るの遅い?」
『あの人飛ぶの速いから遅刻とかないと思うよ』
そして、いつも通り授業受けて、教師の尊さでタヒんでアズに起こされる日常が終わってから、講師からの試験(?)を受ける。今日も防御力上げるためのものなのかな?
「Aちゃんやるよー」
『はーい!』
「今日も昨日の続きね。早速始めようか」
負けないために最低限の防御力は必要みたい。まずは防御力を極めさせられてる…。イポス先生は俺に合わせながら攻撃の強度を上げてきている。ひどい怪我しない程度にしてくれてるのありがたいな。
「結構いい感じになったね!じゃあ今日はひと段落して、明日から武術に入ろうか」
『はい!』
ようやく本題に入れそう。2日で出来たのはシンプルに凄いと思う。
ラッキーデビル
パイモンちゃん
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hibiki(プロフ) - β=nanasi³さん» ありがとうございます!場面想像すると尊さで⚪︎んでしまいますよね。わかります! (2月24日 15時) (レス) id: de3ac271a4 (このIDを非表示/違反報告)
β=nanasi³ - …みんな尊いっすね…!私も場面を想像してたらタ ヒにそうです(?)やっぱ最高です! (2月24日 15時) (レス) @page30 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hibiki | 作成日時:2023年10月23日 22時