今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:993 hit
小｜中｜大
． ページ39
．
「なんてことがあったんです」
「それは大変ですね」
もう、体の半分は無くなってしまった。
「容姿を変えて、影に居ればいいと思われても
まず特定の場所の外に出てしまうとダメなんです」
母さんは僕に言ってくれた。
どうなろうが生きて、幸せになってくれって。
『貴方が生きていることだけが私の幸せよ。』
＿生きているだけで貴方は偉いから。
思い出すと泣けてくるなぁ。
だから感情を喰らう為に言霊を始めた。
人の辛いという感情だけを食べて来た。
「私はもう顔しかないですね」
「琴葉ちゃん、大好きだったよ」
「何で私の名前を......！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まろちゃん | 作成日時：2021年9月29日 15時
