言霊。 (ページ3)

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「何でも解決してくれるんじゃ無いんですか？！」

「嘘つき」

2人に言われてグサグサと刺さる。

言の刃は一度吐き出したら戻らない。

だから、奥の部屋に案内する。

「椅子に座ってください」

奥からお守りを持って来る。

「言葉って簡単には変えられません。

これはほんの少しのお詫びです、受け取ってください。」

「こんなものでなにが変わるの？」

「まずは一言、目を見てごめんなさいです。
伝わるはずですよきっと...。

それから自分の気持ちを吐き出して見ては？」

そこまで言ったらお店から出て行った。

そこまで悪いことは言ってないはずなんだけど...。

毎回、そんなので大丈夫なのって怒鳴られるし

だけど皆んな此処に来てから一言
「ありがとう」って笑顔になっていた。

「あの子の様子を見て来てくれないか？」

『久しぶりに俺の出番か...暇だったぞ』

「ああ、ごめんね。

"僕"の所に来てくれる人が少なくてね...」

『外に出れないもんな』