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五話、ツンデレ ページ7

それを破ったのは雪華様


「ふんっ、様付けじゃなく呼ぶことを許しますわ」

「咲夜ちゃん嫌だから…のろって呼んで」

「俺も、君付けやめろよ。気色悪りぃ」


雪華さんと咲夜ちゃんと奏斗くんがいった
待って、恐れ多い特に雪華さん!
それと気色悪りぃってなかなか酷いからね?!


「俺もー!紗流瑠くんじゃなくてシャルって呼んでね!」

「シャルくんね!なんか安心したーシャルくん自己紹介完結なんだもん」

「早く終わらせたいからさ」

「無視しないで!」


3人同時で叫ばれた
うんごめん無視してた


「えーっと、雪華さんにのろちゃんに幕淮さんね」

「違うよ有栖!みんな名前で呼び捨てで呼んでほしいわけ」


ミミィにそう指摘された


「こいつら、意見言うのは慣れてるんだけど
こういうのは恥ずいらしくてさ…ほんっとツンデレだよなー」


3人の方を見てみると少し顔が赤かった
本当に照れてるんだ


「じゃあ、奏斗くんは奏斗!」

「最初からそう呼べよ」


おお、これでいいらしい


「咲夜ちゃんはのろ!」

「やっとだね」


んで、問題はこのお嬢様なんです


「雪華ちゃん!」

「…名前で呼ぶことを許しているのですわ」

「…雪華、」

「そう呼んでくれればいいよかったのよ」


表情には殆ど出ていないがちょっと嬉しそうな雪華
うん、最初からそう呼べばよかったよ


「転入生がきて一目惚れしたのはわかったから練習に移るよ!」


「してねぇよ!」と叫ぶ奏斗とのろ
「してないですわ!」と叫ぶのは雪華
それを見て笑ってるその他2年と先輩たち
楽しくなりそうでよかったな


「さて!1年がこれから見学始まるから練習」


そう優海先輩が言った


「練習頑張るぞ〜!」

「おー!」


花奏先輩はこういうの担当らしいよ
向いてるもんね可愛い

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作者名:まろちゃん | 作成日時:2021年6月17日 15時

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