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三話、青 ページ17

「最近どうもうまくできないんだよな」

「うん、分かる」

「インストルメント持ちが2人いて成長が早いからね…」


現在部室で練習中なんだけれど
皆んながそんな事を呟きながら楽器を演奏していた

私と翔琉くんはインストルメントと一緒に


「はぁ…いいな、インストルメント」


奏斗がそう呟いた瞬間チェロが青く光った
けど、その光はすぐ消えてしまった


「ルーチェ、インストルメントの条件って何?」

『んーっとねぇ、一つは楽器をよく使う事
二つ目は楽器を大切に使う事
三つ目は我楽多であること
奏斗のチェロは青く光っていたからスオーノは青だね』

『消えてしまってもこん中では1番早いかもね』


スプロが楽器の中から出て来た

あれ以来翔琉くんとスプロは仲良くやっているみたいだよ


「俺はまだまだ実力が足りないのかな」

『ここの楽器は長いこと使われているから我楽多に近いよ!』

「つまり、みんなパフォーマーになれるって可能性があるってこと?」

『そっ!そーいうこと〜』


そーいうことらしい

じゃあなんで奏斗のチェロは光ってから消えてしまったのだろう
それは…何かがおかしい!


『自分の気持ちに正直にならなきゃ
インストルメントは自分の性格と似たことが多い
例外もあるけど…だから悩みを一回ぶちまけないと
インストルメントも出て来にくいんだと思う』


そう 、スプロが言った

結局、みんなで悩んでしまった

四話、方法→←二話、騒がしい生徒会



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作者名:まろちゃん | 作成日時:2021年6月17日 15時

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