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二話、騒がしい生徒会 ページ16
「かぁぁなぁぁとぉぉ！」
誰だこの子。
そう思って奏斗の顔を見たら
世界の終わりみたいな顔していた
「昨日一緒に帰ろって言ったじゃん
なんで、先帰ったの？」
奏斗はめっちゃ目をそらしていた
「あー、俺は何にも知らなーい！
何にも聞こえなーい！…オーケストラ部の部室内にいないし」
「そんな事はどーでもいいの！」
私たちは突然現れた女の子にぽかんとしていた
「その方、誰ですの？」
「わぁー本物のお嬢様初めて見た！」
雪華はこの人のテンションについていけないのか
もう、顔見てすぐわかるくらい嫌な顔してたよ
「私は武下莉夏！えっと、奏斗の幼って言えば分かりやすいかな。
箏曲部の部長だよ！よろしくしてくれると嬉しいな」
「それで一応生徒会長…一応な」
一応を強調して言ったな此奴。
武下さんにペシんって叩かれている
うっわ、痛そう…
「これからよろしくね！」
「よろしくしなくていいけど…」
再びペシんって叩かれていた
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作者名：まろちゃん | 作成日時：2021年6月17日 15時
