【刀剣乱舞】神に愛されし人の子がブラック本丸撲滅します。第2章

78杯目 ページ29

沖田組部屋前







大和守「清光。いい加減にしないと主に愛想つかされるよ？」

加州「あれは主が悪いだろ！！俺らがどうなってたか知ってるくせに！！」



そんな声が廊下に響いてきていた。
悲痛な叫び声に近い。



貴方「加州。大和守。少しいいかい？」



襖越しに声をかける



加州「主なんかもう知らない！！」

大和守「答えになってないよ清光。。

主、今開けるね。」

加州「おい！安定！！」



慌てる加州の声を物ともせず襖を開けてくれた大和守。
少し苦笑いをしている


貴方「ごめんなさい、大和守。そんな顔させたかったんじゃないの。」


そう言ってふわふわしている大和守の頭を撫でる

後ろに座っている加州の顔が酷く歪んで鬱向けられた。



加州「主なんか知らないからね。。」

大和守「おい！清み」

貴方「いいよ。」



清光と呼ぼうとしていた大和守をすっと手で止める。



貴方「加州。」

加州「。。。」

貴方「ハァ。。。」



溜息をつくとビクッとしてこっちを向いた


貴方「清光。」

加州「！？」

貴方「やっと目を合わせてくれたね？」



そう言ってそっと加州の目の前に腰を下ろす。



貴方「見習いを受け入れた事怒っているんだよね？」

加州「あれは、、主が悪い。。変な奴本丸に入れちゃったら大変な事になるじゃん。。」

貴方「私が護るよ。皆のこと。」

加州「何かあってからじゃ遅いんだよ！？」

貴方「私に何かあっても、絶対に皆は護る。」


加州の手を取りぎゅっと手を強く握った。


加州「主に何かあっても嫌。」

貴方「とんだ我儘な子猫ちゃんだね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

大和守「それ僕のセリフだよ主ぃ」ｼｮﾎﾞﾝ

貴方「おや、そうだったかな？」ｸｽｯ

加州「主は俺がぜーーーったい護るから、見習い居る間はずっと傍に居るからね。」


そう言って顔を覗き込んでくる


そんな君が可愛くてつい


貴方「仰せのままに((従ってしまう))」

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