始まりの日 ページ2
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______2020年10月12,13日
この2日間で行われたコンサートにて、あるひとつのグループが5年間の活動を経て、その歴史に幕を閉じた。
しかしその2ヵ月後、2020年12月8日に新しく名前を変えて今か今かと待ちわびるファンの前へと姿を見せた。
そう、彼女たちの名は「櫻坂46」
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_____本番15分前。
「はあ……」
友香「こんな晴れ舞台の日になんてため息ついてんだよ〜」
「…緊張してんの!」
櫻坂46の最年長であり、キャプテンである友香にからかわれながら、本番まであと15分の時間を舞台裏で過ごしている。
保乃「え!?(人1)さんも緊張なんてするんですね!?」
「そりゃするでしょ!保乃は私のことなんだと思ってんの?」
と言った私はきっと般若みたいな顔で、保乃の顔を見ている。
そんな顔をした私を見て怯えたような顔…
いや、これは笑いをこらえて馬鹿にしている顔だな。
保乃「え…でも私緊張してる(人1)さん見たことないからびっくりしちゃって…」
由依「後輩の前ではかっこつけたいんだよね、せ・ん・ぱ・い!」
「う〜…由依、馬鹿にしてんでしょ、」
由依「馬鹿になんてしてないよ。
ただ、欅のデビューの時にも私とか年下組の前では弱音吐いてなかったなと思ってさ」
天「てことは、(人1)さんついに私たちにも心を開いてくれたってコト…!?」
何この子、ちいさくてかわいい生き物みたいになっててかわいい〜
「…まあでもそだね、年上が緊張してたら怖くなんない?だからせめて年下メンバーの前では平常心ぶろうと頑張ってた」
美波「うわ懐かしいなあ(笑)(人1)年下組のメンバーの姿が見えんくなったと思ったら、急にゆっかーの背中に隠れて掌にめっちゃ人書いて飲みこんでたもんなぁ」
「もうそんな醜態を後輩に話すな!!」
里奈「(人1)さん…!!いいんですよ、もっと甘えてください!!」
唯衣「ほんとに美しすぎます…どこまでも着いていきます、姉さん!」
「…ありがと、じゃあとりあえず抱きしめさせて」
「「「「はい!よろこんで!!!」」」」
この後、彼女たちはこんな会話をしてたことなど微塵も感じさせないほどの完璧なパフォーマンスでデビューカウントダウンライブを終えた。
新たな道を歩み始めた彼女たち。
そんな彼女たちの成長から、一時も目を離せない。
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hibiki(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます。とても励みになっています。モニタリング最近見ていないのでうまく書けるかわかりませんが、なるべく早く更新できるように頑張ります! (12月4日 0時) (レス) id: 937283deff (このIDを非表示/違反報告)
夢 - すみません💦ドッキリGPではなくてモリタリングでできますでしょうか?可能ならお願いします。 (12月3日 20時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - こんばんは。リクエストで夢主にドッキリGPに出てほしいです。お願いします。 (10月1日 20時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - この小説が大好きです。更新待ってます。 (9月16日 21時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hibiki x他1人 | 作成日時:2023年8月28日 19時