第40話 ハッピーエンド？ ページ41
轟は先に目覚ると皆は驚いたように口々に話す。共に倒れていた兎月を見るとすうっ…と生えていた角が変えていき禍々しいオーラが消えていった
『…ん』
「「兎月(さん)！！」」
『皆…いｯ！何これ、体がバッキバキ何だけど。あと、何故僕はセーラー服？？』
皆が泣きながら兎月に話しかけ抱き着く
兎月は矢張りそこまでは覚えていないようで、頭に？？を浮かべている
だが、隣にいた轟を見た途端覚悟を決めたように治療された父上の目の前にたった。隣には勿論、轟もいる
『父上、僕は腕についても謝りません。はっきり言います。貴方の事が殺したかった程嫌いです。今でも恨めしい…』
父「…」
『家を継ぎたくありません。僕はもっと自由に生きたい』
父「……お前があぁなってから母さんにしこたま怒られた。何故そんな事してたのか。とな」
修行について母上は口出し無用、武道場に入る事も禁止としていた為知らなかったのは当然だが･･･後にどんと立っている母上が父上を怒っている光景は1度見てみたい気がする
母「言ってやりました！」
父「…すまなかった。俺もこの家に縛られ過ぎていたのかもしれない。家業を継ぐかどうかは……」
『あ、その件は初代様と話してみて少し考えてみようかと思っています』
轟「…え、いいのか」
『うん。でもヒーローもやりたい。街を守る巫女！いい肩書きだろう？』
にやっと兎月が微笑む
こんな表情は初めて見た
色々な重圧から抜け出した兎月は幸せそうだ
『…皆にも心配をお掛けした。逮捕されるなら甘んじて受けますが…』
相「その件だが…幸い建物も破壊していないし、死人も出ていない。つまり、親父さん次第だ」
…確かに神社は何処も壊れておらず父上以外は皆軽い傷だけだ
父「被害届けなど信用に関わる。出さん。」
母「素直に兎月が大切って言えばいいのに父さん♪……案外不器用なだけで、ツンデレなのよ」ﾎﾞｿｯ
『父上、僕に対してのツン強すぎです。そりゃ堕天もします』
父「…母さん、兎月」
母上と自分に押されて弱弱しくなる父上
……早く言えば良かったのだ。そうすればもっと早くこんな会話が出来たのだから
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エレン - んんんー焦凍に抱かれたいっ (2019年1月3日 0時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - mayumiさん» コメントありがとうございました！嬉しすぎて枕ぶん投げました（笑）読みづらい場面も多いとは思いますが、最後までよろしくお願いしますね！ (2018年2月6日 19時) (レス) id: eead03add3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 最新話読みました。卯月ちゃんが堕天してしまいましたね。焦凍とこれからどうなっていくのか気になります。更新頑張って下さい (2018年2月5日 20時) (レス) id: afdc9987ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒夜 | 作成日時：2018年1月5日 4時
