第25話 ヴィラン連合再来 ページ26
今日もまた、何事もなく訓練をしていた
夜は肝試しなんてして…いつも通り朝を迎えると思っていたのに
ヴィラン連合開闢行動隊…
何でこんな所に…もしかして情報が漏れていたのか？なら裏切り者が…
轟「兎月！急げ！」
『！…そうだね。でも悪いけど先に行って欲しい。倒れてる人を探してくるから…』
掴まれた手を離すと、焦凍は数秒迷った後静かに頷いた
轟「……分かった。絶対に無理はするなよ」
『あぁ…焦凍、また会おう』
焦凍と別れ、その場から少し離れた場所に移動した
…何となくだけど感じていた気配。停止すると木の影から継ぎ接ぎだらけの人が現れる
『…やぁ君が大将かい』
荼「おー目が怖いなぁ巫女様は。血気盛んで俺好みだ」
トゥ「マジかよ！俺もトガちゃんの次に好き！」
もう1人は謎の男…触れないでおこう
『目的は僕かな？もしかして何体か脳無を殺して怒ってるの？あれは正当防衛でしょう』
荼「…あぁアレは見事だったらしいな。で、要件だがお前の当たりだ。お前を攫いに来た」
攫う…という言葉に首を傾げる
『意外。僕の首を取りに来たと思ってたのに……まぁ、いいや。戦い合おう…君達が最後の1人になるまで』
･･･皆が集まるまで何分戦えるだろうか
この二人もかなりの手練。増援がきたらもっと苦しくなるだろう
『殺したらごめんね？』
一体、いくら戦っているのだろう
軽いが何度も傷を負わせており、戦っている
他の味方は女の子以外は見ているだけだが、3人に1人は正直キツい…。今にも焼き殺されそうだ
ト「考え事ですか兎ちゃん！」
『ｯ！…このイカレ女』
刺されたら終わりだ
きっと血に関する個性に違いない。あとこの女…殺り慣れている
…一旦引くか？と考える
いや、今引いても僕が目的なのだから無駄に皆が傷ついてしまうだろう
荼「…隙みーっけ」
『･･･え』
きちんと目を離さず見ていた筈なのに……背後を見ると荼毘に手で胸を貫かれ、”何か”を体の中に入れられた
『…ぁ?!…何これ』
荼「…さぁな？俺も良くは知らない」ﾆｨ
荼毘に手を抜かれ、地面に倒れ込む
身体中が痛い…まるで何者かが身体中を暴れ回っているようだ
生暖かい血が流れ出ている
意識が遠のき、身体中の力が抜けていく
轟「兎月！」
『……焦凍、逃げて』
脱力感のまま、僕の意識はそこで途絶えた
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エレン - んんんー焦凍に抱かれたいっ (2019年1月3日 0時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - mayumiさん» コメントありがとうございました！嬉しすぎて枕ぶん投げました（笑）読みづらい場面も多いとは思いますが、最後までよろしくお願いしますね！ (2018年2月6日 19時) (レス) id: eead03add3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 最新話読みました。卯月ちゃんが堕天してしまいましたね。焦凍とこれからどうなっていくのか気になります。更新頑張って下さい (2018年2月5日 20時) (レス) id: afdc9987ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒夜 | 作成日時：2018年1月5日 4時
