第1話 入学 ページ3
推薦には結構楽に受かり、今日から僕も目出度く雄英高校ヒーロー科…つまりヒーローの卵になった
真新しい制服に着替え、赤紐で髪を括る
居間に出れば優しい母上と朝ご飯(和食)が僕を出迎えてくれた。とても美味しそうだ。
母「…兎月、無理は駄目よ？怪我したら直ぐに治して貰いなさいよ」
『母上は心配性だなぁ……大丈夫。自分で行くって言ったんだし、やるからには頑張らなきゃ』
母「…そう。よし！ならお母さんも全力で応援しちゃうわ！うん！」
厳しい父と違って母は何というか…美人で心配性で何処か抜けてる人だ。出会いは見合いだったらしいが性格が真反対といえる二人がよく結婚したものだといつも思う
母上から弁当を受け取って学校へと向かう
今更だが、僕の家は代々続く由緒正しい神社の当主をやっており、また、かの有名な陰陽師…安倍晴明のご子息らしい。僕には霊なんて一切見えないけど…
だから神社住居の為、家はかなり大きくいつも年末の大掃除はお手伝いさんもいれて1日掛りだ
シ(…どきどきするねぇ兎月！)
ク(これ白兎、朝から煩いぞ。兎月が困っているだろう)
脳内で僕の個性であるシロとクロが会話をしている。この個性にきづいた時は…あ、これは面倒な事になる。と幼き身ながらに直感し絶望したが、今はこの二人が僕の個性で本当に良かったと感じている
まぁ、家は大騒ぎになったけど･･･
祖先の晴明様を超える巫女の誕生だ！と
いや、僕は絶対に巫女なんかになるもんか
家職は継がずに他の職に就いてやるんだ
そうここ、雄英高校で！
教室の扉を開けると緑髪のもさもさと丸顔の女子がそばにたって話していた
麗「…うわ美人さんや」
『ん？よろしく僕は安倍兎月。気軽に兎月って呼んでね。』
((…僕っ子!!))
緑髪は緑谷君、丸顔の子は麗日さんというらしい。早速友達ができそうで嬉しいなぁ
僕は1列めの4番目…いい所になったもんだ。授業中落書きできるし寝れるし
しばらくすると担任と思われる先生が寝袋で来た
少し薄汚いその先生は相澤先生といい、僕らの担任らしい
相澤先生の命令で皆体操服に着替え、グラウンドに出る。成程、自由が校風の此処では担任が全てを決めれるらしい。勿論、除籍処分も…
『…面白くなってきたねぇ』
１発目から除籍ありの能力把握テスト……
流石雄英だ。こうでなくては
･･･といってもこの競技、僕の個性なんの役にも立たないんだけどね
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エレン - んんんー焦凍に抱かれたいっ (2019年1月3日 0時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - mayumiさん» コメントありがとうございました！嬉しすぎて枕ぶん投げました（笑）読みづらい場面も多いとは思いますが、最後までよろしくお願いしますね！ (2018年2月6日 19時) (レス) id: eead03add3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 最新話読みました。卯月ちゃんが堕天してしまいましたね。焦凍とこれからどうなっていくのか気になります。更新頑張って下さい (2018年2月5日 20時) (レス) id: afdc9987ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒夜 | 作成日時：2018年1月5日 4時
