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次の日からは、個性を伸ばすための限界突破
簡単に言えば存分に身体を痛めつけるというもの
挙「…あれ、朱音は何してんの?瞑想?」
相「…あぁ。自分の水の精度の向上を軸にやらせている」
『…滅』
朱音は目を開け、刀と脚に纏わせた水で木を切り刻んだり、蹴り折ったりしてみせた
「「なっ!」」
相(…やっぱ幼い頃から鍛えまくってるから実力が桁違いだな。)
『…相澤先生、先程の短刀とどちらが良かったですか』
相「速かったのは短刀だな。接近戦も入学時より向上してるから之からは短刀でいったらどうだ…」
『…骸骨はどう思う』
【いいと思うぜ?試しにやれば】
その通りに短刀に持ち替えて、また水を纏わせ、同様にやってみると確かに遣りやすかった
…一応体術も習っていて良かった。まさか、こんな時に良い方に戦い方を変えれるなんて
『…ふむ』
【あんまりやり過ぎると生態系壊しちまうぜ?…あのー朱音さん?聞いてねぇな!】
『黙れ骸骨』
【酷ぇ!】
水の骸骨と会話をしている朱音を初めて見たB組のメンバーは驚いた様子で二人を見る
然し、空気の読めない物間が朱音に手を伸ばす
物「…へぇ、いい個性だね。コピーさせてよ」
『!…触るな。私の個性をコピーしようなんて百万年早い』
【まずお前じゃ俺様を使いきれねぇ…悪ぃけどお前の命に関わることだから忠告しとくわ。止めとけ糞餓鬼】
急に威圧的になった2人…
命に関わること。という言葉が気になったが物間は2人の言葉を聞いて大人しく手を引っ込めた
挙「…悪かったな。此奴ちょっと心が…」
『(心が…)気にするな。私も強く言いすぎた……鳥居朱音と、この煩いのが私の個性の骸骨だ』
【煩いと?!煩いとな!朱音さん!】
水で出来ている骸骨が朱音に殴られる
挙「…何か思ってたのと違ったわ。」
鉄「もっと爆豪みたいな奴かと」
『うん?…まぁいい。今更だが貴様らの担任に指導を頼まれていてな……実験序に頑張ってくれ給え』
「「え?」」
朱音が両手を合わせると、サイドに水で出来た虎が現れた。しかも、かなりでかい…
『心配するな…殺しはしないと思うから』
鉄「予想?!うわぁー!!」
がぶり
物「…」チーン
「「物間ァーー!」」
『あ、捕らえたのか…えらいえらい』ナデナデ
水虎(へっへっ♪)ブンブン
骸(…何か俺様の居場所がとられてる気が)
A((遂に朱音が猛獣使いに!))
轟(虎かっけぇな…)
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作者名:黒夜 | 作成日時:2017年10月20日 23時