【ヒロアカ】拝啓私は今日、大切な貴方を殺します【轟焦凍】 (ページ20)

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題名:女子達の手伝いで初デートする事になりました

耳「え?!恋人なのにデートした事ないの…」
轟「偶に買い出しなら行ってるぞ？今日は…」
『今日は卵がセール中だから貴様も来い』
「「人数合わせじゃねぇーか!!」」

『…そもそも何だ急に』
芦「2人に休日デートに行って欲しい」
『真顔で言うな。･･･焦凍は行き…たいんだな』
轟「あぁ…行きてぇ」ｷﾗｷﾗ

目をｷﾗｷﾗさせ、行きたいオーラ全開の焦凍に断れなくなった…。この前の貸しもあるし…

ということで、デートとやらに行くことになった。が、何をすればいいのやら

之までそういう類の事は経験ZEROだ。化粧？した事ないし持っていない…仕方ない

『助けてくれ』
女子「「イイデストモッ！」」ﾜｸﾜｸ

こういうテンションで来ると思ってたから嫌だったのだが…背に腹は変えられん。彼奴にダサいと思われるのは屈辱だ

当日
駅前に集合(私の準備があると女子に呼び出された為)で、私は時間が押し、3分遅れで到着すると、既に焦凍は来ていた

『…済まない遅れた』
轟「朱音…だよな？」ｷｮﾄﾝ
『ぶちのめすぞ貴様』
轟「朱音だな…。悪りぃその格好どうしたんだ」

今の私はレースの付いた白のワンピースに、女子から薄化粧？を施されている状態だ

『…女子からやられた』
轟「…可愛い」ﾎﾞｿｯ
『？行くぞ…迷子になるなよ』
轟(…俺何歳と思われてんだ。でも、手を繋いでくれたからいいか！)

珍しく朱音から手を繋いでくれて嬉しい轟焦凍であった

だが、二人は知らない…ネットで「顔面偏差値が高すぎるカップルが駅前に居た」というツイートが複数上がっている事を

２人は水族館、本屋、買い物の順にデートをしていった。

水族館のお土産コーナーでは、焦凍がどうしてもお揃いが欲しい。と言ったのでペアのイルカのキーホルダーを買った

夜ご飯を食べての帰り道、川辺の草はらに2人で座る。
轟「…お前とペア物か」
『そんなに嬉しいか？』
轟「嬉しい。…なぁ、楽しかったか？」
『あぁ、楽しかった。魚も沢山いて……初めて見たものだらけだった』

なぁ焦凍。と呼ぶ
顔を向けた瞬間、焦凍にキスをした

轟「?!!(困惑中」
『…この前のお返しだ。焦凍…私は貴様に見合った女とは思っていない。…だけど、貴様が好きだ。初めて兄以外の色を見せてくれた焦凍が好きだ』

焦凍は驚いた様だったが、嬉しそうに私を抱き締めてくれた。願うなら、兄の事なんか忘れてこのままでいたいと思った