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大きな食パンに熱々の蜂蜜をかけ、その上には甘さ控えめのクリームに沢山のフルーツ……たまらん
『ん〜!美味しいねぇ!最高だよ』
ナ「…凛、真面目に働け。手伝うと言い出したのはお前だろうが」
口にクリームを付けた凛はむぅ…。と磯貝君と同じ制服を着ているナナシを不満げに見つめた
『第一、何故僕はまた女装させられているんだい』
磯「…悪い。店長が男性客を増やしたいとかで……終わったら存分にお礼するって言ってるし」
片(…相変わらず違和感ないわね)
その言葉通り、今日の店内はナナシと凛のお陰で男女共に客の入りがいいのだ
『…ハニートーストとパフェで手を打とう。僕もプロだ。やるからには5倍は利益を出してやる』
凛は立ち上がり、皿を客の元に持っていく
モブ(…可愛いなぁ)
『お客様、本日のご注文は♪』ニコッ
「「こ、このページ全部お願いしますっ!」」
トコトコ
『…ほーら、完璧』スッ…
ナ「凛、店間違えてるぞ…それ」
忙しく働き、客の入りが落ち着くと可愛らしい鈴の音がまた聞こえる。また大勢のお客様(金づる)かな
と思っていると、浅野君達だった。また君達か・・・どうせ、いちゃもんでも付けに来たに違いない
話を隠れて聞いていると矢張り、磯貝君のバイトについて咎めに来たらしい。で、それを黙っていて欲しいなら体育祭の棒倒しで勝負だ!てこと…か
助け(浅野君を弄りに)行こうか
『お客様、店内で騒ぐのは禁止で・す・よ♪』
浅「あぁすまない、直ぐに帰……何やってるんだお前まで。しかも何で女の格好なんだ。」
瀬(…しかも巨乳だ)
浅野君は足元から頭の先までじっと見詰める
『いやぁ似合うだろう?それに御褒美が貰えるなら友の手助けをしてやろうかなぁて♪』
浅「…お前は」
『まぁまぁ!特別サービスしてあげるから何か食べて行きなよ!ほれほれ!』
浅野君の手と頭を偽胸に当てさせ、頭をぐりぐりと擦りつける
岡「…何か浅野が羨ましい」
茅「流石凛、全然怯まないとは…」
頭と手から手を離すとぐいぐいっと奥の席に強制的に連れていく
浅「離せッこの!///」
『照れてるー可愛い所あるじゃないか!』
ナ「…本当にすまない」
浅(…保護者)
結局、ハニートーストを一緒に食べさせられた浅野であった
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蒼 - 42話からしばらく名前のとこが(1人)になってますよ!! (2018年4月13日 17時) (レス) id: 8e3edf3d3f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます!見た瞬間、凄く嬉しくて跳ねてしまいました(*´ω`*)これからもよろしくお願いしますね♪ (2017年12月21日 23時) (レス) id: eead03add3 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 楽しいですっ!更新頑張って下さいっ! (2017年12月19日 13時) (レス) id: a5cd8a01d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒夜 | 作成日時:2017年10月6日 22時