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殺し屋屋ロヴロ
僕は案外、この人の事は嫌いじゃない
『ロヴロさん！』ﾊﾞｯ
ロ「燐火！久し振りだな…また身長伸びたか？」
優しく凛の頭を撫でるロヴロ
その姿に何も知らないイリーナは盛大にはてなを散らしている
イ「師匠…??」
ロ「…嗚呼、仕事の斡旋で話し合いをした時偶然居てな」
『話してみたら気が合っちゃって……あと、ロヴロさんはまた老けたね』
ロ「可愛げの無い餓鬼め…」
『褒め言葉として受け取っておくよ♪』
親しげな会話だ
傍から見たら叔父と孫のようなそんな感じだ
凛はロヴロから距離をとって机の前に2本の対殺せんせー用のナイフを置いた
『…僕は公平派だからどちらか一方を応援する事は出来ないけれど…殺す方も殺される方も頑張ってくれ給え･･･この勝負、僕は一切関与しない事を誓うよ』
存分に殺しあってくれ。と最後に笑顔で付け加えた
まぁ、結果だけ言えばイリーナの勝利に終わった。烏間さんは矢張り甘いなぁ。力を出せば二人共攻撃不能にして対象を殺すチャンスを掴めたというのに
話は変わるが、また新たな転校生がやってくるらしい。というかやって来る。律よりヤバイ野郎が
『…油断したねロヴロさん』
ロ「全く老いは怖いな…。で、お前の方はどうなんだ」
『大丈夫、僕はただ殺すさ。幾ら犠牲をはらったとしてもね』
平気でそんな事言う凛にロヴロさんは何も言わ無かった。凛の本質を知っているから
ロ(…何より怖いのは燐火(お前)だろう。正直、私でさえ戦うのは止したい)
ロヴロは人材を斡旋する際の凛の姿を思い出した
『…人的資源は人数が大切じゃ無いよ。如何に恐れず僕の作戦案に着いてこれるか。チェスの駒と一緒さ…』
ロヴロは驚いていた。
いや、初めて見た時あの恐ろしい作戦案を考えていたのが幼い少年という事にも驚いたが、人間を人的資源･･･モノとしか見ていない事にロヴロは驚愕し、恐ろしいと感じた
ロ「…そうかね」
『…因みに君の弟子のイリーナの腕を折ったのは謝るよ。でも仕方が無いよね…僕の邪魔をしたんだから』
付け加えるようにイリーナの件も話した
その件は彼奴の未熟さが原因なので何も思わん
それでも、目の前のたった1人の少年の青い目はどす黒く…真っ直ぐに獲物を見据えていた
ロ「…恐ろしい子だ」
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蒼 - 42話からしばらく名前のとこが(1人)になってますよ!! (2018年4月13日 17時) (
レス) id: 8e3edf3d3f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます！見た瞬間、凄く嬉しくて跳ねてしまいました(*´ω｀*)これからもよろしくお願いしますね♪ (2017年12月21日 23時) (レス) id: eead03add3 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 楽しいですっ！更新頑張って下さいっ！ (2017年12月19日 13時) (レス) id: a5cd8a01d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒夜 | 作成日時：2017年10月6日 22時
