34話 ページ35
青江「いくよ…」
貴「う、早く、きて…!」
今私たちは厠にいる
獅子王の先程のものを吐き出すために
青江さんが私の口に指を突っ込んで吐き出させてくれるらしい
他人に土砂物を見られるのはもちろん、吐いている姿を見られるなんて絶対にいやだ
だから見ないでやって!という無理難題に「え、難しくない?」と言いながらも挑戦してくれている
お互い膝立ちになり青江さんは後ろから腕を回して吐き出さそとしてくれている
貴「うぅ…怖い…」
青江「まったく、君、断るということを覚えたらどうだい?」
貴「だって怖かったんだもん」
青江「なんかその言葉すごくそそる!もう1回言って!」
貴「青江さんも結構あれだよね」
興奮気味に発言したかと思いきや真剣な顔つきになり
じゃあいくよ、と
貴「ぅ…うん…」
青江「大丈夫、力抜いて
握ってていいよ」
手を握らせてくれた
そして
口内に指が入っていき
喉に突っ込まれる
貴「…ぅ…ぇ…」
青江「うんうん、全部吐き出せたね
偉いよ主」
疲れきった私とはうらはらに、何故か元気な青江
貴「なんで、ハァハァ、元気なの…?」
青江「こっちの本体も元気だよ
触ってみるかい?」
貴「…」
青江「冗談だよ
口ゆすいだら出ておいで
僕は先に行くから」
貴「え、一緒にいてくれないの?」
青江「そうしたいのは山々なんだけど
その状態の主と厠から出てきたところを見られたら、歌仙は僕を殺しにかかると思うから」
じゃあね。と立ち上がり
青江「本当にがんばったね」
とおでこに口付けをして出て行った
貴「…恋したかと思った…」
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咲雨缶(プロフ) - ふわなさん» ありがとうございます!このアカウントサブ垢なので、名前で検索してもらうとたくさん出てくるのでお願いします!笑 (2022年7月13日 20時) (レス) id: f7e592cb24 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - 案外早く終ってしまったと思いましたが素敵な落ちですね!他の作品も漁らせて頂きます!! (2022年7月13日 18時) (レス) @page43 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)
咲雨缶(プロフ) - ふわなさん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張りますね! (2022年7月9日 13時) (レス) id: f7e592cb24 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - こういう話めっちゃ好きです。更新頑張ってください!!応援してます! (2022年7月9日 9時) (レス) @page37 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲雨缶 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hq/inmy/
作成日時:2022年7月2日 18時