社会不適合者は審神者になる【刀剣乱舞】

16話 ページ17

こん｢おはようございます主様｣小声


貴｢なんで小声なの？｣小声


こん｢昨日、歌仙さんは大丈夫でしたか？｣


貴｢泣いてたよ…
悪いことしちゃった｣


こん｢そこから変なことはしてませんね…？｣


貴｢あ、あー、うん多分｣


こん｢…｣


貴｢そんなジト目で見ないでっ｣


泣いた人に方貸すよ、なら分かるけど胸貸しちゃったし

いやあっちから来たし私はそんな悪くない。


こん｢まぁ大丈夫でしょう


さて今日は脇差の鍛刀をしていただきます｣



貴｢脇差…？
聞いた事ある
短刀よりちょっと大きいやつでしょ？｣


こん｢ご名答です！｣


貴｢よし！早速やっちゃおう！｣


こん｢今日は元気ですね！｣


貴｢ちゃんと寝たからね！
それに資料見てたら脇差いい子そうな子いっぱい居たし｣


こん｢えぇ、そうですね
脇差は個性的ではありますが温厚でオトナ過ぎず子供過ぎずで主様とは相性がいいかもしれませんね！｣



貴｢楽しみだな！｣



鍛刀部屋に着くと早速脇差のレシピを妖精さんに渡した


貴｢40分もするの？！｣


こん｢短い方ですよ
あと残念なお知らせですが、私達これから遠征にいかなければならなくなっちゃいました｣


貴｢私"達"？！
遠征？！私は？！｣


こん｢落ち着いて下さい！
本当はもう少しゆっくりしてもいいのですが政府の命令で急がなければいけないんです
戦闘もまだ早いと私が判断して…｣

貴｢そこじゃないの！私達って私も入るの？！｣


こん｢いえ、私と歌仙さん、昨日きた乱さんです
主様はお留守番です｣



貴｢私1人だけ…？
この脇差くんは…？｣


こん｢初対面でももっと話せるようになるための特訓です！
主様は私に頼り過ぎですよ、｣


貴｢私だけで顕現しちゃうの？！

自己紹介ってどうやって、会話って…｣


こん｢落ち着いて、はい深呼吸｣


貴｢すー、はー、
よし落ち着い、今までみたいに…うんよし｣

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