episode,５５ ページ7
そう毛利さんに助言？をすると、毛利さんはお店から出た。
きっと、警察の方に伝える為かな？
「コナン君は行かなくていいの？」
「うん。Aさんなら、スペードは誰にする？」
「私？そうだな・・・絶対に殺したい奴、かな。スペードは死という意味ももつから、
犯人はきっとそいつを殺したいと思うのよね」
「・・・Aさんってトランプに詳しいんだね」
「詳しくないよ。新作の小説にトランプ要素を詰めたからその時に色々知ったんだ」
私はパソコンを取り出し、原稿を見せる。
「ほら、ここから。トランプをネタにした殺人事件」
コナン君は読めないだろうけど、一応見せた。
すると、安室も来て確認する。
「ホントだ」
「ちなみにこれは私と担当しか知らない内容。このパソコンがハッキングされてたら別だけど」
「ってことは犯人は・・・・」
「私の担当者、間中謙三って事になるけど、動機が分からないのよね」
「・・・この小説の続きは？」
「クラブは一般人を殺し、スペードは自分が一番殺したい奴を誘拐した」
「誘拐？」
「えぇ。一番憎く思っている奴を殺しで済ませないと思うのよ。だから誘拐して、気が済むまで暴 行を加えようとする。でも誘拐される人は目星がついてたから警察がその子を追って、
犯人確保ってところで犯人は自分で命を絶つ。動機は被害者の親に昔殺されたとかで・・・・」
そこまで話して気づいてしまった。
「Aさん・・・？」
「もし、この物語通りならスペードの人物は・・・私？」
「それってどういう事、Aさん？」
「・・・まさかな」
「安室さんは知ってたのね、私の母親の事」
「大体は、ですよ」
「Aさんがさっき言った動機ってスペードを殺したやつでしょ？他は」
「誰でも良かったの。記号の意味通りの人物がいれば誰でも・・・ある意味殺人鬼ね。
そういえば梓ちゃんは？まさか買い出しとかじゃねいよね？」
「彼女なら今日は早めに帰らないとだからって言って先程帰りましたけど」
「それは危険ね。彼女のボディガードしないと」
私は帰る支度をして、カウンターにお代を置く。
急いで店から出て、梓ちゃんを探す。
今日はバイクで来てよかった。
「僕も手伝うよ！」
「なら私と逆方向を探して、コナン君！！」
「分かった！！」
コナン君はスケボーに乗り、逆方向に向かった。
お願いだから、無事でいて。
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rekuiemu(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます！これからも応援して下さると嬉しいです！！ (2018年6月10日 10時) (
レス) id: 1957aa9c34 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - すごい面白いですね！これからも頑張ってください！ (2018年6月3日 0時) (レス) id: 3f15d9f557 (このIDを非表示/違反報告)
rekuiemu(プロフ) - 明里香さん» コメントありがとうございます！見つけて下さりありがとうございます！申し訳ありません。不甲斐ない作者ですがこれからも応援して下さると嬉しいです。 (2018年5月10日 22時) (レス) id: 1957aa9c34 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。「もっ遠く」ではなく、「もっと遠く」です。 (2018年5月10日 8時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rekuiemu | 作成日時：2018年5月4日 22時
