優男と優女は互いに嫌っている...はず？【名探偵コナン】

NEXTＳＴＡＧＥ ページ41

朝起きると、昨日ベットにいたはずの彼女の姿はなかった。
ベットから抜け出し、リビングに向かうと丁寧に朝食が作られていた。
朝食の隣にメモ用紙があった。


『昨日は素敵な時間をありがとう。しばらく会えないかもしれないけど必ず戻るから』


メモ用紙を握りしめ、玄関を見る。
綺麗に並んでいた彼女の靴はもうない。
まだ間に合うか。
そう思い、俺はAが作った朝食を食べずに外に駆け出した。



＿＿＿花びらが一枚、一枚と散っていく









「準備はいいかしら？」



「えぇいつでも」






「事実は消せても、心には重く残るのよ？だったらいっその事＿＿＿＿」



「だからって何で俺に相談しないんだ！！お前は昔から一人で考え込みすぎなんだよっ！！」




「本当はAさん、何がしたいの？」



「久しぶりだな、コニャック・・・いや、公安所属新藤Aさん」



「彼女、もしかしてっ」



「クッソッ！！間に合えよ！！！！」



「何でいつも私なんかを助けようとするの！？バカなの！？バカよ・・・お前なんて嫌いよ！！」



「組織壊滅することが出来たら＿＿＿＿」







＿＿幸せはほんの一瞬で消える

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