episode,７５ ページ28
結局、原稿は終わらず。
抹茶もおあずけになってしまった。
「抹茶・・・・抹茶カフェ・・・」
「この前に出来た抹茶カフェの事ですか？」
途中からやって来た蘭ちゃんが話しかけて来た。
コナン君もオレンジジュース飲みながら私の隣に座っている。
「そうなの！原稿終わったら連れて行くって言われたんだけど終わらなかったの」
一応進んだが、終わりまでまだまだかかりそうだ。
それを見た安室さんが「さっきの話はなしですね」と言って来たのだ。
「裏切者・・・」
「仕方ないですよ。自分の進み具合が悪いんですから」
「いきなり続編出せって言われても浮かばないし・・・」
いきなり続編作ってと言われても難しいのだ。
私はパソコンを閉じた。
「そういえば、西宮さんと安室さんってそんなに仲が良かったですか？」
「「え？」」
「そういえば今日は悪く言っている所聞いてないなって思って・・・」
互いに顔を見合わせる。
え、これって言うの？言わないの？？
「実は僕達、付き合っているんですよ」
「なっ、そんな気軽に言って良いの！？」
「良いんじゃないですか？本当の事ですし、いつかバレますって」
「そ、そういうものなのね」
蘭ちゃんとコナン君を見てみると、目が点になっている。
そりゃあ驚くよね。
「ほ、本当に・・・？」
コナン君が恐る恐る聞いてくる。
「そうだよ。数日前から」
「き、きっかけは何だったんですか！？」
蘭ちゃんが食い気味に聞いてくる。
「それはね・・・」
私と安室さんは唇に人差し指を近づかせる。
そしてウインクをして「秘密」と息ぴったりに言った。
「強いて言うなら昔会った事があるぐらいかしら？」
「そうですね」
蘭ちゃんは何か察したのか、それ以上何も言わなかった。
「そういえば蘭ちゃんはどうなの？」
「私ですか？」
「気になる子とかいないの？実は彼氏とかいたり・・・？」
「か、彼氏なんていませんよっ！！」
顔を少し赤くしながら否定をする。
これは黒ですね。
「どうかなー？顔が真っ赤だよ？」
そう言うとさっきより顔を赤くさせた。
「彼氏さんの事、本当に好きなんだね」
「でもアイツ、事件で忙しいからって全然会えてなくて・・・」
「会えなくても恋人同士なのは事実。悲しい気持ちは分かるけど、きっと向こうもそうだと思うよ」
その後も恋バナは続きました。
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rekuiemu(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます！これからも応援して下さると嬉しいです！！ (2018年6月10日 10時) (
レス) id: 1957aa9c34 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - すごい面白いですね！これからも頑張ってください！ (2018年6月3日 0時) (レス) id: 3f15d9f557 (このIDを非表示/違反報告)
rekuiemu(プロフ) - 明里香さん» コメントありがとうございます！見つけて下さりありがとうございます！申し訳ありません。不甲斐ない作者ですがこれからも応援して下さると嬉しいです。 (2018年5月10日 22時) (レス) id: 1957aa9c34 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。「もっ遠く」ではなく、「もっと遠く」です。 (2018年5月10日 8時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rekuiemu | 作成日時：2018年5月4日 22時
