【鬼灯の冷徹】第二補佐官は雪女と鬼のミックスです〜肆〜

百九十五件目 ページ46

いろいろツッコミたい会話だったがとりあえず聞いていた。


鬼「そうですよ、我々は獄卒なんです。いかにも「鬼」と分かる方が仕事上正しいかもしれません
　 私もこんな見た目でなく・・・・」


天パにした鬼灯を想像してみた。


鬼「・・・自分で言っといて何ですがコレは・・・アリか？」


獄卒/唐瓜((ダサい))


茄子/貴((高木ブー))


「・・・・・フフッ」


鬼「！？」


「あっ・・・・」


笑いを堪えてたが、聞こえてしまったらしい。

私はそっぽを向いて知らん顔した。


鬼「・・・・(少しは距離が縮まったかもしれませんね)」


お香(鬼灯様がちょっと笑ってるわ)


茄子「何があったんだろうなー」


唐瓜「珍しいよな。この二人が喧嘩なんて・・・」


シロ「仲良いイメージだよね」


お香「そんな事ないわよ？昔は二人共よく喧嘩してたわよ。
　 最終的にA様が泣いて、鬼灯様が慌てるっていうのがお決まりよ」


シロ「俺、A様の泣き顔見た事ないなー」


お香「昔は泣き虫だったけど、今は強気ってイメージが強いわね」


唐瓜「強気・・・・」


茄子「ウジウジはしてないもんなー」


「官吏がウジウジしたら大変でしょ」


唐瓜「あ、聞こえてましたか？」


「バリバリ聞こえてた・・・・・私はただどんな顔して
　対応していいか分かんなかっただけだから！何か馬鹿らしくなってきたから一応謝る」


鬼「イエ、もとは私が悪いので謝らなくて大丈夫ですよ。
　 ただアナタが怒ってると思って距離を置いてただけですから」


「なんだ。てっきり嫌われたのかとも思っちゃったじゃん」


鬼「それはすみません。」


「ううん。別に平気だよ」


私はニコッと鬼灯に微笑みかけた。


鬼「(可愛い)それに私が貴方を嫌いになる事なんてないですよ」


お香(仲直りできたみたいで良かったわ)


全((((((本当に何があったの、この二人・・・)))))

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