百七十四件目 ページ26
＿＿＿
篁「あ」
井戸に落ちた篁。
篁「イタタ・・・あれ？ここって・・・」
獄卒「あ〜〜忙しいな、全くよ〜〜・・あ、オイアンタ！！」
篁「え？・・・ハイ！！」
獄卒「ボサッとしてちゃ困るよ。コレ手伝って！亡者の記録細かく頼むぜ」
＿＿
篁「この髪で鬼と間違えられてしまって・・・」
秦広王「まぁ間違えるわな。そういえばその話で一つわからんのがあるんだ。
地獄の手伝いをしてたのはいいとして、
何で篁が藤原良相を弁護したなんて話が出たんだ？鬼灯殿とA殿の仕事だろ。
それに篁は180センチもないのに・・・」
三人「「「・・・・・」」」
篁「実はその話・・・あまり人には言わなかったのですか・・・」
鬼/貴「「私達が関わっているんです」」
＿＿
篁(しまったなぁ・・・私が「鬼じゃない」って言うタイミング逃して何日もたつぞ・・・
今日は緊急会議で朝廷に行く予定なのに・・・あ〜酔って嵯峨天皇の内裏に悪偽書きしたの
私ってバレたんだろうな〜〜〜どうにか回避しないとな〜〜〜)
「ストパーの私！？」
獄卒「は？」
篁「・・・え、大王の・・・あっ、じゃあ話が分かるかも・・・」
鬼「え、貴方鬼ではないのですか。あ・・・本当だ、角がない」
篁「スミマセン、もう帰ってもいいですか？」
鬼「はい、こちらこそ申し訳ありませんでした」
「どうしました？」
鬼「実はこの方鬼じゃないんですよ」
「え？本当だ。スミマセン」
篁「イエ、お気になさらず(綺麗な方だなぁ。女性の鬼もいるのかぁ・・・)」
「でも、貴方の書類を昨日拝見しましたがとても驚きました。
朝廷でも立派な官人なんでしょうね・・・そうだ。一つお願いがあるのですが」
篁「はい？」
「朝廷の内裏にまで視察に行きたいのですが、
官人という貴方の立場をかしていただけませんか？天皇陛下とは御簾越しで会うでしょう。
その髪なら顔に目がいきにくいですよね」
篁「！なるほど、いいですね。今朝廷は面白い事になってるはずです。
・・・・まぁ私の悪戯が原因なんですけど」
「ありがとうございます。と言う事で鬼灯いってらっしゃい」
鬼「いいんですか、私で」
「うん。私は地獄の指揮をしているからね。
すぐにこちらに戻れないですが何かあればすぐに駆け付けますね」
＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼灯の冷徹」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rekuiemu(プロフ) - sickさん» コメントありがとうございます！徐々に距離を縮めるタイプだと思うんで、もう少しお待ちを！！！！鬼灯さん、カッコイイですか！？少し安心しました。これからも応援よろしくお願いします！！ (2017年12月20日 20時) (
レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
sick - 鬼灯と早よくっつけや!!って思います。うん,,,,鬼灯格好いい,,,, (2017年12月19日 23時) (レス) id: 0d66d22dc9 (このIDを非表示/違反報告)
rekuiemu(プロフ) - さっきー！さん» 毎回コメントありがとうございます！！甘すぎて胸やけするんじゃないかと思ってましたが、大丈夫そうで良かったですｗ応援ありがとうございます！これからも頑張っていきたいと思います(*^▽^*) (2017年12月19日 21時) (レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー！ - すいません件目でした！ (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー！ - 百九十三話目最高です！！やっとイチャイチャ？してくれたー！！！！ めちゃくちゃときめきました！ これからも頑張ってください！ (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rekuiemu | 作成日時：2017年12月11日 22時
