転生してやっとぶりっこ卒業出来ると思ったけど気の所為だった

テスト終わりました！全て戻りしだいお伝えします！こいつ馬鹿だな〜とか思っても言わないでおいてください… ページ40

時間になり、空き教室にて菅原さんの到着を待つ

菅原さんを想像して、顔が緩み笑みが零れる

『ふふふ…っ！！』

いかにもな笑い声が漏れるのは、やっぱり転生特典だろうか

よし、これでもう笑い声で笑われない！！

ぶっはっはっは！！！だもんなー

廊下から足音が聞こえて、あ、と声を漏らし扉に視線を向ける

控えめな音を立てて、扉から緊張した趣の菅原さんが現れた

『あ、菅原さん！』

自分でも笑顔になったことが分かる

菅原「…ご、ごめん…待った…？」

顔を赤くして、ポリポリと頭を書く

絵になります…

菅原「で、話…って…」
『あ！それなんですけど…』

菅原さんに背を向けて、足元に置いてある紙袋を取り、頭を下げて胸につきつけるように渡した

『あの！！こ、これ…』

黒尾「(何々プレゼント？？？)」

『これ着て、ガッツリメイクさせてください！！』

菅原「……え？？？」

『あの、私つねづね思ってたんですよね！！
菅原さんに女装させたいって！！
念の為持ってきて良かった〜！！
猫耳メイドと〜、あと烏野と青城の女子の制服レプリカ持ってきました！！
まず最初に猫耳メイド来てください！！！
養殖系メイクかな〜！！
なんかカバンにめっちゃ入ってたメイク道具が役に立つ時が来た！！！！』

菅原「…え、ちょ、ちょっと待って？？

俺を呼んだのって…その…

女装させるため…？」
『はい！』

菅原「マジか〜〜…」

頭を抱えてしゃがみこむ菅原さん。

え、どうした可愛いな

黒尾「っはー！？お前マジなんなの告白じゃないの！？」
木兎「菅原くんの女装チョーみてー！！」
澤村「うちのセッターに妙なことしないで…」

わらわらと、積み重ねられた机の影から出てきた大量のキャラクター達

えーと、大地さんにOBKトリオ、お色気コンビに烏野1年、あとマネちゃんず…

『いたんですか！！！？』

めっちゃ気付かなかった…

こ、これが！！！

転生特典アニメ効果か！！！

お見せできなくて残念です→←月曜テストなのに、勉強サボっています。作者です。

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