嫌いにならないで ページ36
A「本当は・・・ソウンさんをまだ愛しているんだよ、チャンミンは。」
チャンミン「・・・・。」
A「私も認めたくなかったけど・・・それが事実。
チャンミンも素直になっていいのよ？」
このまま私と一緒にいても
私じゃ幸せにすることは出来ない
チャンミンの幸せは
いつもソウンさんが作ってくれてる
A「私、本当に怒ってないの。
あの事故は不幸なことだったけど・・・
きっとソウンさんもチャンミンとなら、やり直せるっ・・」
言い掛けた私の腕を突然強く引っ張り
A「痛っ！ちょっと！待って！」
ベッドに乱暴に投げられた
チャンミン「言いたいことはそれだけですか？」
見下ろして、自分のシャツのボタンを外し始めるチャンミン
顔面蒼白になる私を前に
上半身裸に脱いだチャンミンが私の首筋に舌を這わせる
A「待って！嫌だっ！」
チャンミン「どうして？」
どうしてって・・・
チャンミン「・・・俺も
正直に言うと、自分で自分が分からなかった。
ソウンさんに対する気持ちが一体なんなのか。」
泣き始めた私に、ようやく身体を起こし
ベッドに腰掛けたままうな垂れる
チャンミン「ソウンさんのことはずっと心配でした。
ジュンギさんと・・・あの時俺と別れた原因の彼ともうまくいかなくなって、
仕事がバラエティに進出したことで、彼女は女優の仕事が無くなったという噂が絶えなかった。」
上半身裸のまま
丸まる背中は寂しそうに見えた
チャンミン「俺がどうにかしてやれることは少ないけど、
仕事のことなら力になれる。
そう思ってあの日もプロデューサーを紹介したのに、彼女はあんなことになってしまって・・・」
その背中にそっと、脱いでいたグレーのパーカーを掛けてやる
A「・・・風邪、ひくから。」
チャンミン「Aさん。」
そのまま肩越しに手を握られる
チャンミン「でもAさんに彼女を『愛してる』と指摘されると
なんだか違う。
あなたにそう言われると・・・胸が苦しいです。」
手を引き寄せられると、自然と私は身体ごと抱き締めてあげるの
チャンミン「嫌いにならないで・・・
嫌いにならないでくださいAさん・・・・」
すがるように顔を埋めるチャンミンに
ずっと昔の東京タワーの夜を思い出した
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tama(プロフ) - なおちゃんお久しぶり〜！元気にしてますか？ふら〜っとおじゃましては、なおちゃんのお話読み返してるよ(^^)いつまでも待ってるからね〜♪ (2019年12月21日 2時) (
レス) id: 16475f81e3 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - なおさん、ひょっこりをいつまでも過去作品を読み返しなからお待ちしてますよ〜♪ (2019年12月20日 20時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - ひょっこりお待ちしてます。お話どれも大好きです(^｡^) (2019年12月20日 17時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
take1011(プロフ) - なおさん、今晩は！東方神起札幌ドーム参加を終えた今、過去ライブDVDを観尽くしています。そして、なおさんのお話もリピート〜〜！待ってます！！ (2019年12月20日 0時) (レス) id: bedbfc6855 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - なおさん元気かな？？いつでも待ってます!! (2019年12月19日 23時) (レス) id: f65fdff13b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2016年2月16日 20時
